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アニメ好きが危惧する『二度目の人生は異世界で』騒動。ヘイトと小説の表現の自由。声優降板は必要だったのか?

投稿日:

アニメ化が発表された『二度目の人生は異世界で』というなろう系作品の作者の過去のツイートが炎上し、原作者は謝罪後Twitterを削除。主要声優が相次ぎ降板を発表し、アニメ化中止かつ原作小説の出荷停止が発表された。
この件について、アニメ好きとして、というか小説を幅広く読み、日本文化としての小説が好きな身からして危惧していることを述べたいと思う。

「二度目の人生は異世界で」公式サイト

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騒動の広がり

アニメ化が発表された後に、原作者の過去のツイートにヘイトスピーチな内容が多く含まれており炎上した。(主に中国などで取り上げられた)
ツイート内容は、原作者として、公式のアカウントでするべきものではなく、そこらのネトウヨがよく言いそうな内容であり許されるものではないので、ある程度の処置(謝罪・ツイート削除など)は取られるべきものであった。
詳しくは調べることが出来なかったので、そのツイートが出版開始前のネット小説の頃につぶやいたものか、出版後につぶやいたものかは確認できていないが、もしネット小説の頃につぶやいたものであるのならば、出版サイドにも少々問題があると感じる。
出版するにあたって個人として利用していたアカウントをそのまま公式と利用するのはリスクがとても大きい。
私的な関わりのリプや、個人情報の特定がされやすいツイート。または今回のような問題のあるツイートなど含まれる場合が多いからだ。

ツイートの炎上があったころは、「あぁ、なろう系作品か。。。作者炎上したんだなぁ……」程度にしか思っていなかったが、本日6月6日に大きく事態が動いた。
午前中に主役級声優4人の同時降板が決定し、その後、アニメ化の中止・原作の出荷停止が発表されたのだ。

 

個人的に危惧していること

まず、一言断っておくと、自分はなろう系作品が嫌いであり、異世界ものはほぼほぼ好きにならず(このすば、リゼロは好きだが)、昨今のスマホ枠が本当に鬱陶しく思っている人種である。
だから、この作品を擁護するつもりは全くない。

そんな自分が、今回の件で一番問題がある対応と感じたのが、原作小説の出荷停止だ。
小説という媒体は昔から原作者の主張を編み込んで表現してきたものだ。それが出来るのが創作物の良さなのだ。
共産主義思想だからって梶井基次郎の作品が消されるわけではない。
右翼思想で衝撃的な自殺をしているからって三島由紀夫の作品が消されるわけではない。
梶井基次郎の作品を読んだ時に、なるほど。こういう表現を用いるのか。ここはこういう主張を示しているのか。と感銘を受けた。
三島由紀夫の作品を読んだ時も、元となる感情はここにあり、それをこのように昇華させているのか。と感銘を受けた。
原作者の主義主張が合わないからといって、小説を消してしまってはいけない。『表現の自由』の大切さはここにあるのだ!

具体的に出荷停止の理由は述べられていなかったが、今回の件で物語を消したということなら、とんでもない前例を作ってしまったと感じている。
売れない作品だから淘汰されるのなら仕方ない。(今回の作品だってなろう系異世界ものだし、売れないという理由で物語が消えるのは仕方ない。作者に気力があればネット小説として完結まで持っていくこともできるし)
でももし、原作者のツイートに問題があった件で出荷停止したとなると、今後の小説の発展が物凄く心配だ。
素晴らしい作品が生まれた時に、他国の顔を気にして作品が世に出なかったり、そもそも才能ある人が自分の主張を小説として表現することに抵抗を覚えてしまうかもしれない。
だって、今回で出版社は原作者を守ってくれないことが明るみになったし、出版業界なのかラノベ業界なのかアニメ業界なのか知らないけど中国の顔色を窺いまくってることが判明しちゃったじゃないか!
中国資本が大量に入ってきていることは知ってるよ。でもそのせいでアニメや小説の表現の幅を狭めて、今後もしかしたらこの主張はOK、この主張はダメというような検閲じみたことが始まらないかとも危惧されるじゃないか!
このなろう系作品が遺した罪はデカい。

原作の出荷停止がおかしいことは述べたが、もう一つこの件で感じた闇について述べさせてもらう。
声優を前に出させて何やってんだよ!!!
個人個人の役者がこの人とは主義主張が合わなくて一緒に関わりたくないという理由で役者本人が決めて降板するならわかるよ?(もしそうなら原作確認した段階でオーディション受けるなといいたいが)
でも同時に4人降板発表ってさ、どう考えても事務所が口裏合わせてるじゃん。
それでその数時間後にアニメ化中止と原作の出荷停止?
降板発表されたからそのように動いたんじゃなくて、降板発表前にアニメ化中止決まってただろどう考えても。
アニメ化中止を先に告知すれば声優の名前をバンバン前に出すことなく、中止決めれるのになんで?
事務所も声優を守らずに前に出させた理由は何?
出版社は原作者守らないし、事務所は声優守らないし、何やってんだろ。
けもフレ事件も、表にはあまり出てないが人が消えたとかいう噂も小耳に挟んだし、業界裏はかなりやばいぞ。

声優への殺害予告が出ていたために降板させたのではという情報が出てきた。
じゃあ、なぜ降板理由で殺害予告のためって言えないの?
今回の対応のせいで一部ネトウヨが反日声優とか言ってるけど、そう見られるような対応すんなよ。
普通に考えたら4人同時に降板なんて口裏合わせしなきゃ無理だし声優の暴走ってわけじゃないじゃん。事務所の意向じゃん。それをまるで声優個人の判断でみたいな見せ方するのが間違ってる。
殺害予告のためイベント中止などはこれまでにあったことだし、一言それを入れれば納得するよ。
そうではなくて、声優降板情報出して、即アニメ化中止情報だすって何が目的?何が裏で動いてるの?事務所もどこに配慮してるの?

あと、もう一つ危惧してることがあり、それがまたアニメなどにネトウヨが意味不明ないちゃもんを付けてくる事件が多発するのではないかということだ。
5年ほど前になるが、お粥の絵が難しいということによりサムゲタン(韓国料理)を出したことでネトウヨが騒ぎ出したサムゲタン事件。作中の電車内の広告に韓流スターと思われるポスターが描かれてあったということで反日だと騒ぎ出したこともあった。
自分がネトウヨ嫌いになる原因であったこの事件たちだが、みんなにSNSが普及したころでネトウヨというものがより大きく広まったころだったため起こってしまったのではとも思ってる。
それが今回、ある程度時間をおいてこの事件を知らない人たちがまた何かにつけて反日反日騒がないかと心配である。
今回の事件の対応もおかしいのは制作(おそらく製作委員会)や出版社で個人ではない。それなのに個人に対して反日と騒ぎ立て、他の作品にまで影響が及んでしまわないか本当に心配である。
たかが異世界なろう作品の一つで、また5年ほど前のギスギスした雰囲気が流れないか心配であり、今後のアニメ製作に中国などなどの顔色を窺いまくるというのも心配である。

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今回取るべきであった対応・今後業界が取るべき対応

今回取るべき対応として適切だったものは、原作者の謝罪撤回と出版社からの謝罪と弁明(作品を擁護するコメント)までであっただろう。
この炎上を受けて、アニメの採算が取れそうもないという理由でアニメ化の中止までは致し方がないところ。まだ制作途中であるのだから。

でも、誤った対応である部分は、

  1. アニメ化の中止がおそらく決まってそうな段階で声優の降板を発表させてさも声優たちが今回の炎上を嫌ってみんなやめだした演出をしたこと。
  2. 出版物をおそらく原作者のツイートで出荷停止にさせたこと。

この2点はとんでもない前例を作ってしまったと思う。

今後、業界が取るべき対応としては、
作家としてデビュー・役者としてデビューなどするときに、SNSのアカウントを継続利用させないこと。
この件よりも前に男性芸能人が過去のSNSの発言で事務所を退所させられる事件があり、それも事務所がデビューと同時にアカウントを変えていないことの問題が大きい。

また、原作者は言いたいことは作中で表現すること。なんのための小説だ。例にあげたが、梶井基次郎や三島由紀夫は自分が主張すべきことは小説へ昇華させていたぞ。しょうもないことをつぶやきたいのならば別アカウントつくれ。そこらのネットで騒いでいる奴らと違って表現する方法として小説があるのだから活用しろ。それが出来ないならば小説家として失格だ。

また、出版社は一度見出したのならば作者を守ろうとしろ。何%か知らないけどマージンあるんだから。使いつぶしとしか思ってないのならそんなのデビューさせるな。

また、声優事務所は声優を守ること。なんで声優を表に立たせてんだ。今回の件で声優を前に出させる必要あったか?どこからの圧力だよ。今後、そんなことすんな。

ここからは推測だけど、製作委員会などなど、中国資本が大切なのはわかるけど顔色を窺いまくるなよ?

最後に、今後、変な忖度が働いて素晴らしい作品が潰れてしまわないことを切に願っている。

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執筆者:


  1. 匿名 より:

    リゼロもこのすばもなろう小説なのに、何言ってんの?

    • 7号機 より:

      なろう小説の異世界ものの中でも、このすばやリゼロは好きという意図で書いていたのですが……

      異世界転生・現代技術最強・俺つええ・即惚れ・ハーレム完成のなろう文学を無駄に毎クール毎クール入れなくとも、年1ペースに落としてくれれば競争が起こりマシな作品が残る。

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