2023年,もう終わりか……
色々としようと思ってたことがあったのだが,精神的に動くことができない期間が続き,あまり何もできない1年だった……
ただ,アニメは毎クール15本~20本くらい見てたし,イベントにも2週間に1回は参加しててオタ活は充実した1年だった.
2023年のアニメは(映画も含め),これまでの人気作の続編や話題作が順当に楽しめた年だったように思われる.
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20位:もういっぽん(冬)
理由
柔道アニメってどうなんだろ?って思っていたが,やっぱ女子高生の部活青春アニメはええもんや.
キャラデザは可愛いタイプではないが,だからこそ,柔道アニメとの親和性は高かったように思われる.
中盤以降の他校との試合では,他校の培ってきたものや想いも見て取れて,それが柔道を通してぶつかっており,
そんな青春から離れてしまった自分には,先輩や一度柔道を辞めようとした主人公たちに感情移入してしまい彼女たちの戦いを眩しく思えた.
19位:SPY×FAMILY(秋)
理由
2期は単発の話とヨルさんがメインだった.
個人的にはもう少しアーニャがメインで関わって,ロイドのスパイシーンが楽しみたかったなぁと思いつつも,安定した面白さがあった.
映画も現在公開中.今後も色々と展開していきそうなので,それを期待したい.
18位:ホリミヤ -piece-(夏)
理由
2年前に1期が放送され,その時も微炭酸系ラブコメと銘打って堀さんと宮村を主軸としつつも,オムニバス形式でそれぞれの恋愛模様を描いていた.
今回は2期ではあるが,1期では描き切れなかった部分を補完するエピソードが満載のアニメ化.
1期のような各キャラの恋愛やその進展を描いているわけではなかったが,ホリミヤの色んなエピソードがまた見れて楽しかった.
1期の頃からだけど,やっぱ吉川好きなんだよなぁ.同級生でいたら絶対好きになってたわ.そして「あははー」って言われながらフラれてたわ...世知辛い...なんで妄想で傷ついているんだ…ww
1期を見てないとついてこれない作品だが,作品自体かなりオススメなので,見てない人は1期からぜひ.
17位:政宗くんのリベンジR(夏)
理由
2017年冬のアニメから6年半…もう続編は無いかと思っていたが,2期をやってくれた!!!
それも原作を最後までアニメ化.本当にありがとう.
1期では残虐姫要素強めだったが,2期はかなり可愛さが出てましたね.毒舌も時々あっても優しさがあるし.
2期ではやはり吉乃と愛姫様に注目したい.愛姫様に対して腹黒い吉乃も好きだが,あまり表情変化ないけど政宗の行動によって慌てている様子とか可愛いよね.
原作読んでた時も最後までどっちルートになるか分からなかったし.
王道ラブコメ作品だが,政宗がただのイケメン主人公ではないし,ヒロインたち同士の関係性もなかなか好みだった作品.
16位:白聖女と黒牧師(夏)
理由
これぞ癒し作品.
聖女様が癒しなんだよな.全肯定してくれる聖女様もいいけど,なんか守ってあげたくなる聖女様というか,可愛くていいよね.まぁ,色々と守ってもらってはいるんだけどw
ヘーゼリッタのところの聖女様の過去の悲しいお話もしっかりと描かれていて,ゆるふわとした作品ではなかったのも高評価ポイント.
自分も町の住人になって,セシリアとローレンスがゆっくりと紡いでいく物語をこれからも見ていきたい.
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15位:スキップとローファー(春)
理由
結月が好きすぎるんだけど,分かる人いる…?
こういう美人系ってあまり好きになること少ないんだけど,スキローだと圧倒的に結月やな.見た目をは違った年相応の少女性を有しているところとか.
多分,志摩君が顔立ちも精神も大人だから,結月の等身大に悩んでいる部分に惹かれるんだと思う.
この作品は女子キャラ同士の関係性が好きだった.誠が元々結月のことを苦手としてたり,ミカがみつみに嫉妬してたり.それでも,最終的には4人仲良く過ごしてて,その過ごし方も,あぁ,こんな高校生活いいなぁって思える内容だったし.
最終回は優しい世界で終わったが,みつみと志摩君の距離感がもっと近づく物語を見たい.
14位:転生王女と天才令嬢の魔法革命(冬)
理由
アニスの前世ってお堅いのですね.こちらの世界では全然アリですよ.
リコリコロスから水星に移住したオタクたちが,2クール目までに3カ月間漂流を余儀なくたどり着いた異世界がここでした.
もう,最終回でユフィ×アニの正義を叩きつけられて,脳が破壊されました.
俺は見逃さなかったぞ,押し倒して次のシーンに移った時,朝,普通に王様と喋ってるけど,外で鳥が鳴いていたことに.完全に朝チュンですよ.つまり,あの後に何があったのかというと,そういうことですよ!!!
ユフィアニの百合同人誌はやくください!と言っていたら,9/30, 10/1に朗読劇イベントが開催されてそこで公式から百合摂取してしまった…w
欲を垂れ流すだけのオタクの殴り書きになっていたから,普通に感想を.
序盤はアルガルドとその仲間たちなんやねんって感じだったが,アル君にも考えがあったらしく(個人的には納得いってないが.ユフィがありながら…)家族仲や王族の責務に悩む姿なども楽しめる作品だった.
また,王家としてのアニスと,アニスに救われて,アニスの力になりたいと思っているユフィの想いがしっかりと描かれていて,苦難に立ち向かう姿が美しかった作品.
タイトルに転生王女とあるが,いわゆる転生作品というより,魔法アリの中世王族作品だから,転生特融の異世界知識で無双って訳でもなく,その点も良かった.
堅苦しくキャラクターの心情面について感想を書いたが,言いたいことは,女の子が悩んで戦って,女の子同士で壁を乗り越えて仲を深めていく作品は大好物です.
女の子同士からしか得られない栄養があると思うの.
あと,本作はユフィがCV.石見舞菜香でレイニがCV.羊宮妃那という,勝手に癒し女性声優三銃士(石見舞菜香・市ノ瀬加那・羊宮妃那)の2人がメインで登場していて,声優絶対音感を鍛えまくったぜ……w
13位:江戸前エルフ(春)
理由
こういう日常アニメが見たかったんだよ.こういう日常アニメが!って言いたくなる作品.
エルダのダメエルフ具合も好きなんだけど,小糸とエルだの関係性が好き.
エルダは普段はダメダメなのに,小糸のことはしっかりと気にしているところがいいんだよな.
何気ない会話でもエルダが長年,東京・月島で生きてきたことが分かるし,地元の人から高耳様として好かれていることも分かるし,大都会・東京の中にも下町の雰囲気を楽しめた.
猛スピードで発展を遂げる東京だけど,そこにはこんな歴史の流れがあったんだなぁって.
あと,中の人つながりで,中盤で金沢じゃなくて水星から出張していたエルフと巫女がいたような…ww
12位:BanG Dream It’s MyGO!!!!!(夏)
理由
バンドリアニメはこれまで見てきてはいたがそこまでハマってはいなかった.
また,ガルパからも結構離れていたため,新しいバンドが追加されてそのアニメがやるのかーレベルの印象だった.
ただ,主役が個人的に最近推してる羊宮妃那だったからとりあえずはアニメはちゃんと見るか.と思って見始めたら,普通にガチハマりしてしまうというwww
不思議ちゃんキャラってあんまり好きになることないんだけど,燈は一生懸命さが本当に好き.この演技はさすが羊宮妃那.
MyGOにハマったのはやはり7話のライブシーンで,普通のアニメだとshortサイズの演奏だけどフルサイズの演奏を2曲もやるなんて凄い.そして,CD音源やちょっとアレンジしたものではなく,ライブを通して成長していく姿やメンバーの想いが交錯する姿を描き切っててこれはアニメのライブシーンを語る上で外せない作品となった.
7話で初ライブが上手く行ってよかった……と思ったら「なんで春日影をやったの!」のセリフな.
そして,アニメMyGOの一番の神回と思っている10話.詩超絆を歌っている時の燈がずっとそよさんに向けて歌い続けているんだよ……ライブで自分に向けてこんなに一生懸命に歌い続けてくれたら泣くしかないやん……
12話のライブパートではこれまでも迷い続けていたみんながようやく5人一緒になってこんなライブを出来るようになるなんてな……燈の一生懸命さが繋げたバンドや.迷子でもいい,迷子でも進め!
CGアニメって苦手だけど,燈の表情を始めCGだからこそ描けた作品だった.OPのサビまでのワンカットカメラワークも見応え抜群だし,アニメ1クールでMyGOの壮大なMVとメイキングを見た気分.ほんと,おもしれー女……の子たちや!
ただ,1つ言いたいのは,最終回はMyGOの最終回を見たかった.Aパートでそよさんが歩道橋で燈に対してのセリフとか完全に自分が思っていることで,キャラ解像度もより高まってよかったんだが,Bパートがアベムジカになってたのがちょっとなぁ……
アベムジカ編決定からの翌週に0話配信でBパート部分やってもよかったんだし,せっかく12話まで紡いできたMyGOの物語だからこそMyGOで終わって栞を流して欲しかったなぁと.
また,11月にあった単独ライブに参加したが,詩超絆をアニメトレースでやってくれて本当に嬉しかった.今後もリアルを含めMyGOの活躍に注目だ.
「BanG Dream It’s MyGO!!!!!」公式サイト
11位:ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜(夏)
理由
1話のブラック企業シーンが辛かったが,ゾンビだらけになって会社に行かなくていいとなった時に世界がカラフルになる演出が好き.
絶望的な状況なのに会社に行かなくていいというだけで世界に色が出る.
最近やる気が出なく休日のイベの日以外は昼まで起き上がれないことも多いし,やろうと思ってることにも手を付けられないこと多いからこんな風に生きたいなぁと.
また,シズカさんがめちゃ好き.初めはツンとしていたのに,8話では完全にこちらに毒されているし,9話の完成OPでの表情とか動きとか最高やんけ.
このキャラデザで26歳やろ?なんかえっちぃですね…w
あと,6話でフランシュシュメンバーをゾンビィ役で出した時は大爆笑したからなwwwww
プロの方々がゾンビィ役してるじゃないっすかwwww
本編中では全然気づかず,EDでキャスト欄見てたら「へー,本渡楓出てたんだ.ゾン100ってゾンビ役結構有名どころ使ってるよなぁ.1話から天さんだったし……あれ?田野アサミ?え?おい,キャラ名ゾンビィになってるし全員出てるじゃないかwwwwwゾン100マジでやりやがったwwwww」となっていたw
12月に放送されていなかった10話~12話が放送され,ゾン100を久しぶりに楽しめることができたが,ちょうど一塊のストーリーだったし3話一挙放送はよかった.
その3話でもシズカさん可愛すぎたしww
ゾンビが跋扈する世界であれだけ楽しく生きられるのだから,自分もやりたいことリスト100を作って自由に世界を楽しみたいなぁ.まずは北に行こうかw
「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」公式サイト
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10位:私の幸せな結婚(夏)
理由
序盤の斎森家のシーンがかなり辛いシーンが続いたが,久堂家に嫁いだ後に徐々に幸せになっていくストーリーが良かった.
ただ,長い間虐げられてきたからこそ,この幸せを受け入れられない美世を見てると辛くて……久堂家関係者がみんないい人なんや……
美世の自己肯定感の低さにシンパシーを抱いていたからより作品に浸ることができたし.
上田麗奈の幸薄い演技は芸術だよな.あやねるの悪役令嬢っぷりも相まってより心に刺さる声だった.
2期も決定したし,2人の幸せな結婚生活が続くことを祈るばかり.
9位:君は放課後インソムニア(春)
理由
今季はラブコメ作品が多かった印象だが,その中でも考えさせられる作品だったように思われる.
不眠症という同じ悩みを抱えた少年少女が出会い,2人しか分からない孤独や辛さがあるからこそ惹かれ合う.
自分も不眠症に悩まされていて夜は寝れない人だから2人の悩みが凄く分かるんだよな.
特に中見が先生にちゃんと生活していれば夜は眠くなるもんだって言われたときの反応が好き.
自分のことではなく,曲のことを思って怒ったんだと分かるし,学校の先生って学生時代に特に辛いことがなかったからなってる人も多いから,悩みがある子供のことを理解できない人っているしな…
あと,オタクは基本的に心臓の病気関連には弱いから,曲が元気に生活出来ている姿を見るだけで泣きそうになるんや.
夜抜け出して星を見て,2人でラジオをして,旅行をして,こういう青春を送りたかったなぁと...
8位:16bitセンセーション -ANOTHER LAYER-(秋)
理由
美少女ゲームブームの前の世界にタイムスリップして,コノハがゲームを作成する話.
昨今の美少女ゲームは,スマホ・ソシャゲの台頭で下火になってしまっているが,鍵っ子として生きてきて,未だにゆずソフトなどエロゲを買ってプレイしている自分からすると結構刺さる作品.
また,ゲーム制作が冴えカノっぽさもあるし,みんなで美少女ゲームを作るために一生懸命になっている姿もいい.
EDが好きなんだよな.作詞作曲も分かっている人選だし,絵も90年代の雰囲気だし.
美少女ゲーム,もっと盛り上がって欲しいなぁ…ソシャゲって飽きて辞めるかサ終で辞めるかしかないけど,美少女ゲームってこの物語よかったって永遠に語れるんだもん.
Kanonのパッケージを開けたらあの時の秋葉原に行けたりしますかね……?
過去改変した秋葉原ではスカイツリーが出来てたりしてたけど,今の秋葉原だってかなりビジネス街になってきててオタク要素減ってて全力で楽しめてないんだよなぁ…
個人的には大阪の日本橋がやはり好き.東京だと下北沢のような空間にアニメショップ・オタクショップがいっぱいあって欲しい…w
7位:鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(春)
理由
鬼滅はやっぱ安定の面白さと,映像美がある.戦闘シーンはピカイチだ.
炭治郎が成長する様子はこれまでよく描かれていたけど,柱の無一郎君が炭治郎と関わることで成長する様子に新鮮さがあった気がする.炭治郎・善逸・伊之助の3人が戦って成長する物語もいいけど,時々はこういう話もいいな.
鬼の中には鬼側の過去に共感してしまうこともあるけど(遊郭編の堕姫と妓夫太郎の過去や関係性とか),今回の上弦の2人は正真正銘のクズだから倒せて清々しさを感じた.
最終回1時間スペシャルでここまで描き切ったのは実質劇場版.もうねずこが太陽を克服して喋ったところは,ねずこ……よかったぁぁぁぁあああああってなったよね……
無限列車では煉獄さんが死ぬし,遊郭編では腕無くなるしだったが,今回は満身創痍だがみんな生きてて本当に良かった...
次回作も決まっているし,多分,進撃みたいにどんどん続編決まって漫画最後までアニメやりそう?
6位:薬屋のひとりごと(秋)
理由
序盤3話一挙放送で一気に楽しめて,薬屋のひとりごとの世界観に浸ることができた.
後宮や花街の世界をしっかりと描いているのも高評価ポイントで,猫猫の性格がかなり好き.
猫猫の推理や毒味・毒が好きなのことは当然として,壬氏さまに簡単に靡かないところもいいしw
また,メインキャラ以外のキャラクターもしっかりしている.
個人的には3話の芙蓉妃の話が好き.芙蓉妃が後宮から出ていく時に,玉葉妃が芙蓉妃のことを羨ましく思うのも後宮から出られない自分と,帝の寵愛を受けるのが自分一人ではないという当時の時代背景もあり心に刺さる.
この時に流れる曲も素晴らしいんだよな.
連続2クール目が2024年1月から放送で,この後は羅漢もガッツリ関わってくるからまだまだ楽しみが続く.
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5位:葬送のフリーレン(秋)
理由
勇者が世界を救ったあとのお話.
1000年以上も生きるフリーレンが,たった10年の旅で人生観(エルフ観?)が変わって,人間を知ろうとする.
我々視聴者側も時間の進み方はエルフと同じからからフリーレン視点だし,この作品を見ている時間も我々の体感からすれば一瞬のことだから結構フリーレンと同じ目線でヒンメルたちと関わっているようなテンションだからこそ,あの旅で心を動かされたフリーレンと,人間を知ろうとすると新たな旅に自分を重ねることができているのかもしれない.
個人的に,EDと劇伴が好き.フリーレンの雰囲気にかなりマッチしている.
また,キノの旅や魔女の旅々のような雰囲気もあり,このようなロードムービーが好きな人にはオススメ出来る作品.
漫画も読んでいるが,アウラ戦は当然ながら,その前のリーニエ・リュグナーとシュタルク・フェルンが戦うシーンがアニメだからこそ魅せられる演出で素晴らしかった.
リーニエとかそこまで印象に残ってなかったけど,こんな好きになるとは……w(もう死んでるけどw)
フェルン可愛いんだよなぁ...フリーレンより身長高いし世話しているから大人っぽく見えるけど,シュタルクと組み合わせた時に子供っぽいところを垣間見ることが出来たりするし.
2024年1月から2クール放送だし,新キャラたちも好きなキャラが多いから楽しみだ.
4位:僕の心のヤバいやつ(春)
理由
序盤の頃はクラスのモデルやってる可愛い女の子のことを殺したい女とか言いながら,掲載されてる雑誌買ったり,ナンパイから救うためとはいえ自転車ぶん投げてて,市川のヤバさに若干の共感性羞恥と抵抗感があった.
でも,中盤以降は市川が山田への恋心を認識して,山田の反応かなりよくで,「ワイ,こんな青春知らない……」だったから共感性羞恥も発生する暇もなく結構気に入ってるラブコメ作品になった.
市川がただのイケメンではないけど,山田のことを思って色々と行動しているし,山田もそれを認知して距離を詰めていくのいいんだよな.
山田は他人への距離感が近いタイプだけど,それで市川に避けられたときに悩む姿が愛おしい.
この作品は2期も決まったが,その2期PVが良すぎてな.
「ありがとう」って言える山田が最高だって分かる2期決定PV.
そして,最後の「好きな人がいるんです」のセリフな.なんだ,ただの神アニメのPVじゃないか.
また,エーベックスの公式であがってるアニ音で声優陣のみならず,スタッフ陣などを呼んた特番があったのだが,そこでBGMや効果音の使い方の話を聞けたのもよかった.
こういう裏話を聞ける番組増えて欲しいな.
2024年1月から2期が放送.毎回壁を殴り続けそうだw
3位:ウマ娘 プリティーダービー Season3(秋)
理由
ウマ娘ROAD TO THE TOPは4話だったからランキングから除外しているけど,ウマ娘RTTT含め,やはりウマ娘は安定した面白さ.
まず1話のアバンで泣いた作品はウマ娘3期が初めてだ.ドゥラメンテの名前が出て泣いたからなw
ドゥラメンテが出てくるなんて思ってなかったし,名前だけだがオルフェーヴルとジェンティルドンナも出てきたし.
1期・2期はケガを乗り越えてライバルとレースを戦う物語だったが,この3期は衰え・引退だった.
序盤からキタちゃんが曇ったり辛い話が多かったが,泥臭くも一生懸命で先頭で走り続けて走り抜けるキタサンブラックの走りに勇気を貰えるし,ありがとうと伝えたい.
キタちゃん菊花賞・ゴルシ回・ダイヤちゃん回・キタサトデート回など見どころたくさんあるが,個人的にイチオシの回は12話のシュヴァルグラン.これは2期10話のターボ師匠回並みに好きだし,ウマ娘で一番の神回だと思っている2期8話でトウカイテイオー推しからライス推しに推し変したように,この回を見てからシュヴァルグランが推しに増えたよね.
特に,12話は特殊OPでソシテミンナノのサビ前の「負けない」がいつもキタサンブラックなのにこの回だけシュヴァルグランのセリフになっててOPで泣いたし.
ゲームも人気で3期ともなるとキャラが多すぎて関係性が描き切れていないところもあったので(キタちゃんとバクシンや,ロイスアンドロイス・サウンズオブアースなど)キャラを絞ってもよかったかも?RTTTみたいに.
来年5/24にはジャングルポケット主人公の劇場版が決定.ウマ娘はまだまだ続く.
個人的にはシンデレラグレイを4クールでアニメ化してくれることを永遠に期待しているw
2位:機動戦士ガンダム 水星の魔女(春)
理由
衝撃のフレッシュトマト事件で1クール目が終わってから3カ月.
4月からようやく続きを見ることができた.
あの後,スレッタとミオリネどうなるのかな?と思っていたが,案外スレッタは学園に戻って普通に生活をしていた.ミオリネも取り調べがあるから学園には戻れていなかったが,助けてくれたスレッタに対してあの態度を取ってしまったことを悔いていた.
それだけで,長い3カ月が救われた気がした.
2クール目序盤はシャディクに結構ヘイトが溜まってたけど,22話の後に公開された公式の振り返り動画や勢力図の説明を聞くと,悪いの宇宙議会連合で,代理戦争状態の地球をどうにかしようとしてるシャディクは考え抜いた結果この方法しかないとなって誤ってしまっただけやん……となってしまった……
まぁ,アーシアン母とスペーシアン父の子供で,戦争孤児とか,正式には言われてないけど,どのようにして身籠った子供かなんてな……これでスペーシアン皆殺し思想にならないだけ冷静か……
まぁ,学園を混乱に陥れてソフィ速攻死んだりしてるから許す気はないけど……
6月下旬になってPrologueから水星の魔女を見返していたが,後になってみるとこういう繋がりがあったんだなぁと気付くところ多かったよね.
スレッタがミオミオに正式にフラれた後に腹減ったから冷蔵庫を漁ってハム食べてた野生のタヌキになってるところとか,どんなに図太いねんと思ったけど,序盤からおどおどしながらもグエルに1度かったから負けないかなぁと…みたいなこと言ってるし,ヤバい奴やったww
グエルも父親死んで地球で捕虜になってたけど,その時にシーシアを救おうとしたことによって,グエルが地球にまた来た時にセドがプリンスのことを話してシャディクに気付くことになるし,こういう繋がりがあるんだなぁと.
今になって思うと,序盤と印象変わったキャラ多いよな.グエルを百合に挟まる男だと思ってたらこんな主人公になると思わなかったし,エラン5号も嫌いだったのに生きて欲しいと思うし,チュチュは頼れるポンポン頭だし.
フェルシーちゃんなんてペトラと嫌味言ってくるキャラだと思ったらいつのまにかマスコットになってて最後は兄弟喧嘩の仲裁をして偉いのだ…になってたからな.
登場キャラクターが多いけど,みんなタイプが違って,色んな考え方を持ってるのをここまで描けているの凄い作品だと思う.
何度か見ることによって気付けるシーンもあるから,何度も楽しめる.
最終回,みんな生きててよかった…(4BBAは死んでもいいと思ってたが,なんか老人ホーム入ってたしなw
みんなの3年後が描かれているのが,これが我々がみたかったものだよ!を突き付けられたよな.
エリクトはキーホルダーで小姑ムーブしてるけど,スレミオが本当に幸せそうでよかった……
ちゃんと指輪してるし,最後の寄り添ってる距離感がもう完全に夫婦.2人のときはミオミオって呼んでるのかな…?(色々あったが,公式からスレミオ結婚が公表されたし)
これまでガンダム見たことなかったけど,リコリコロスの百合の民の自分が水星に移住したらこんなにいい作品に出会えるとは…….
8月に開催された水星の魔女イベントに参加したけど,展示スペースも水星の魔女一色で1日中楽しめた.
オリジナル朗読劇もお祭り感あっていいイベントだった.
エアリアルのガンプラも買ったし,この作品に出会ったことでガンプラを作るようになるとは……
目一杯の祝福を,スレミオに!
1位:【推しの子】(春)
理由
今年のNo.1は推しの子.
まず,1話90分でアイ死亡まで描いたのよかったよね.推しの子はアイが死んでからが物語のスタートだから,3話までかけてアイ死亡まで描くよりは1話にまとめたのが良かったと思う.そのおかげで先行上映も出来た気がするし.
あと,アイ死亡シーンが辛すぎるんや……あのシーンはアニメでしか描けない.
また,アニメ推しの子は各キャラクターの描き方が魅力的過ぎてみんな好きになる.
元々原作を読んでたけど,原作読んでた時以上に好きになったキャラが多いし.
ミヤコさんなんてアニメ見てから好きになった
実写ドラマでは重曹ちゃん,恋リアではあかねがフィーチャーされてて,漫画ではルビーの存在感をそこまで意識していなかったけど,アニメ見てるとルビーも魅力的で.
アクアもルビーも生まれ変わりだけど,ちゃんと兄妹してるんだなぁって分かるシーンが多くてその反応が好きだった.恋リアで「仮にも私は妹なわけで~」と言いながら彼女選んだり,キスシーンを気まずい以外何物でもないと言ってる…w
と喋ってきたけど,この推しの子を覇権たらしめたのは7話だろう.
重曹ちゃん推しだったのに,この7話をみてあかね推しに推し変したもん(重曹ちゃんが曇りそう…w)
7話ラストシーンでアイを憑依させたときの演技がもう,完全にアイだったからな.15秒の演技とEDの入りでここまで心を持っていかれると思わなかったし,自分ですらそこにアイがいると思ってしまって心が高まる気持ちと苦しさのアンビバレンスな感情に苛まれたのだから,アクアはこのあかねを見てどれほど心を突き動かされたことか.
このシーンは漫画でも好きだったけど,声の演技とアニメの演出があってこそ映えるシーンで,本当にアニメ化してくれてよかったし,原作を超えたシーンとなった.
あかねがCV.石見舞菜香と初めて聞いた時はちょっと意外化も…と思ったけど,この7話みたら確定やな.
ウマ娘のライス・フルバの透・さよ朝のマキア・多田くんのテレサのように闇の部分がちょっとありつつ守りたい癒しボイスのイメージで,あかねは闇の部分はあるけど,お兄様が守ってあげる!よりは自立した強さを持っているからどうなるのかと思ったが,この演技を叩きつけられるとは.
7話ラストシーンは語りつくせないが,このアイ憑依あかね以外にもあかねの好きな部分があって,7話の警察署で大泣きしてるところと,オフシーンでみんなと喋ってるところな.(オフシーンの部分でメモ帳片手にアクア君の好みの女の子を聞いてるところはライスのついてく.ついてく.っぽくて,アクア君喜んでくれるかな.で演じてるの可愛すぎるし)
特に,警察署の泣きのシーンはあかねの小女性が顕れている等身大の17歳の部分で本当に素晴らしい.石見舞菜香の真骨頂ともいえるあどけなさが遺憾なく発揮されている.そして,このシーンがあるからこそ,ラストシーンのアイ憑依時の演技の振り幅が際立つ.
漫画を読んでたからこそ,アニメでここまで化けるかと.
あかねは完璧で究極の女優だし,7話ラストであかねに完全に心撃ち抜かれました.自分の中の一番星です.
また,11月にあった推しの子のイベントでは伝説の7話のシーンの生アフレコがあって鳥肌が立った.生アフレコでここまで感動したのはまどマギ最終回部分の悠木碧のまどかの演技以来.石見舞菜香強すぎる.
B小町結成の重曹ちゃんも好きなんだよな.口が悪いけど,優しさがあるところ.
子役時代から色んな失敗してるからこそ,自分が失敗するのは慣れているけどあの感覚を2人に味わせたくないという重曹ちゃん,マジ優しみ深し.
そして,最終回のライブシーンな.
イベントでもB小町のライブがあって,そこではアイと新B小町のコラボも泣いたしなぁ...
来年には2期の放送が決定している.はやく舞台で重曹ちゃんとあかねが共演するところを見たい.
あかねの演技とアニメーションの演出を考えたら絶対いいものが見れるはずだし.
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