本作品は『駅 STATION』、『あ・うん』、『鉄道員(ぽっぽや)』など日本映画の名作を送り出してきた監督・降旗康男と撮影・木村大作が2007年の『憑神』より9年ぶりにタッグを組んだ作品。
4月公開の映画で興味を持つものが全くなく、3週間ぶりの映画となった今回の『追憶』
映画の予告で見て興味を持っていた作品であるので、どういうものになっているか、及び久しぶりの映画に心躍らさせていた。
感想にはネタバレの内容も含まれているので注意。
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あらすじ
25年の時を経て交錯する7人の愛の行方とは―――
富山県の漁港で殺人事件が起きた。
事件によって、かつて親友だった3人は、刑事、容疑者、被害者として再会することになった。
刑事・四方篤(岡田准一)――
妻(長澤まさみ)へ自分の心をうまく伝えられず、すれ違いの日々を送る。
なぜ、愛する人にも心を開くことをできないのか。
容疑者・田所啓太(小栗旬)――
会社の好転、妻(木村文乃)の妊娠、新居の建築と幸せの絶頂の中、
なぜ、事件の真相を語ろうとしないのか。
被害者・川端悟(柄本祐)――
倒産寸前の会社と家族のため、金策に奔走していた。
なぜ、殺されなければならなかったのか。
25年前、親に捨てられた3人は涼子(安藤サクラ)が営む喫茶「ゆきわりそう」に身を寄せていた。
常連客の光男(吉岡秀隆)とともに5人はまるで家族のような間柄になった。
だが、ある事件を機に、その幸せは終わった。
無実を信じる四方の問いかけにも、田所は口をつぐむ。
一体、何を守ろうとしているのか。
3人の過去に何があったのか。
複雑に絡みあった壮大な人生のドラマは、
25年の時を経て、再び運命の歯車を回し始める。
登場人物
・四方篤 (岡田准一)
刑事
・田所啓太 (小栗旬)
容疑者
・川端悟 (柄本佑)
被害者
・四方美那子 (長澤まさみ)
別居中の篤の妻
・田所真理 (木村文乃)
出産間近の啓太の妻
・仁科涼子 (安藤サクラ)
喫茶「ゆきわりそう」店主
・山形光男 (吉岡秀隆)
涼子に好意を寄せる
・スタッフ
監督:降旗康男
撮影:木村大作
原案・脚本:青島武・瀧本智行
音楽:千住明
「追憶」公式サイト
「追憶」公式Twitter
※以下ネタバレあり