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【解説】劇場版SAO ―プログレッシブ― 特典小説『その次の日』 感想

投稿日:

劇場版ソードアート・オンライン プログレッシブの第3週特典の配布が開始され,短編小説が特典となった.
前作の劇場版SAOオーディナルスケールの時も3週目で短編小説が配布されたため,今回もその予想で2回目観に行くときは特典小説が出た時にしようと考えていて,予想通り特典小説が出たため,IMAXで2回目を観てきた.

1回目はTOHOなんばのIMAXが改修工事だったため,通常版で鑑賞したが,2回目は別劇場でIMAXで鑑賞した.
これが12chサラウンドか.IMAXは少し前目の席で鑑賞するのが好きなんだが,目の前に広がる映像と囲まれる音と振動.戦闘シーンなんかは完全にアインクラッドの中を体感した.個人的に4D映画よりIMAXの方が好きな理由はここにある.
映画の最終進化系はIMAXであることが再認識されたね.

特典小説のタイトルが「その次の日」であることが発表されたとき,1層ボス戦の次の日のことなのかな?と思ったが,表紙がキリトとアルゴになっており,SAOのサービス開始の次の日,つまり11/7をキリト視点で描いた話だった.
アニメ化はされていないが,原作8巻に「はじまりの日」があり,クラインと別れた後のキリト視点の11/6を描いた物語がある.
特典小説でも少し書かれていたが,その部分の解説と,今回の特典小説の内容のあらすじや原作を踏まえた感想などをまとめる.

映画本編の感想は『【解説】劇場版ソードアート・オンライン ―プログレッシブ― 見どころ・感想.「ミトの存在と原作との相違点」』に書いてあります.

「劇場版ソードアート・オンライン ―プログレッシブ―」公式サイト

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1.【解説】はじまりの日

原作小説8巻p.362~に収録された物語であり,デスゲーム開始直後,キリトがクラインを見捨てて1人次の街へ突っ走り,片手用直剣の必須クエストを受けた時の物語である.
この時の報酬が,アニールブレードという片手用直剣でキリトの初めの愛剣となる武器だ.
クエストクリアのために1%以下の確率で出現する花付きのネペントを倒してリトルネペントの胚珠を入手する必要がある.

このリトルネペントは,映画中盤でミトとアスナが別れることとなったモンスターであり,ネペント自体はさほど強力な敵ではないが,実付きのネペントを攻撃し実が破裂させてしまうと仲間を大量に呼び寄せてしまうという性質がある.

キリトは一番乗りでホルンカの村に到着しクエストを受け花付きのネペントを探すためにネペント狩りをしていた.
すると,同じβテスターのコペルも狩り場に登場し,効率のため共闘してネペント狩りをすることとなった.
ある程度2人で狩りを続けていると,花付きのネペントと実付きのネペントが同時に出現し,先に狩りをしていたキリトが花付きを倒し目的のアイテムを確保し,コペルが実付きのタゲを取り安全に狩りをしようということになった.
しかし,コペルはキリトが胚珠をゲットした時に意図的に実付きのネペントを攻撃しMPK(モンスターPK)をしてキリトが死亡後にドロップした胚珠を奪おうとした.
コペルは隠蔽スキルで隠れてネペントをやり過ごそうとしたが,ネペントには隠蔽スキルは効果がなく,コペルはネペントに殺されてしまい作戦は失敗.キリトは1人でどうにか倒し切って帰還する.という物語である.

今回の特典小説『その次の日』はこの物語の続きである.

 

2.キリトとアルゴの関係性

プログレ1巻『星なき夜のアリア』はアニメ2話を深堀した話になっており,キリト視点で1層ボス攻略を描いた物語だが,キバオウ・ディアベルとキリトの関わりや,アルゴとキリトの関わりが描かれている.

デスゲーム開始から1カ月が経過し,ようやく1層ボス戦前夜・当日が書かれたものであるが,ソロを貫くキリトは珍しく普通に会話できるプレイヤーがアルゴだった.キリトとアルゴの関係性としては,普通に情報を買ったり,キリトのアニールブレードを買いたいというプレイヤーの仲介人をするアルゴと色々とやり取りをする感じだ.
映画でアスナとの初対面時の初々しさ,剣を納められない童貞感なのに,同じ女性プレイヤーのアルゴに対してはここまでできるのか…www

そんなキリトとアルゴだが,βテスター時代の知り合いという訳ではなく,正式サービス後に知り合ったもので,今回の特典小説ではキリトとアルゴの馴れ初めが書かれていた.

ホルンカの村で我先にと森の秘薬のクエストをクリアしたキリトに接触し,クエスト情報を買い取ろうとしたのがアルゴだった.
キリトとアルゴの馴れ初めにこんな物語があったんだなぁ.と新たな発見だったのだが,気になったのはキリトとアルゴがお互いがベータテスターであることを直接的に言い合ってるシーンたち.
プログレ1巻p.39で,「元ベータテスター同士は,顔こそ違えど名前や口調でぴんとくることがあるが,決して互いに触れようとしない.~ アルゴも俺(キリト)も,互いにベータ出身であることを確信しているのに,その話題だけは大きく迂回した」と書いてあって,ベータテスター同士でもその人がベータテスターであることを確定させることはセンシティブな事象であるし,情報屋として誰がベータ出身者かは売らないという矜持を持っているのがアルゴの良さという認識だったが,ここまであっけらかんと喋ってるんだなぁと.
まぁ,2日目の段階では新規勢と元テスターの確執が明らかになってたわけではないし,互いにベータ出身が分かり合ってるならこんなやり取りなのかな?プログレp.58で「キリトとアルゴが互いにベータ出身を確信しているのは最初の出会い」と書いてあるから,それが今回の内容を示しているならばこんなやり取りになるか.

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3.ベータテストとの変更点

1層ボス戦ラスト,ボスがベータとは違いカタナスキルを使った.2層以降のボス戦もベータとの変更点はあり,原作プログレではそのことが詳しく書かれている.
森の秘薬のクエストのベータとの変更点はリトルネペントが実付きと花付きが同時に出現することクエストのクールタイムのようだ.
アルゴは,ベータと少し変更点を加えることでベータ時代の経験で突っ走るベータ出身者を排除しようとする意図があると考察していた.

このベータ排除に関しては明確な数字で示されている部分がプログレ1巻p.58で,1カ月で死んだ2000人のうち,ベータ出身者は約300人と推測され,約700人~800人が初日にログインしたとするとベータ出身の死亡率は約40%,新規は約9000人のうち1700人で死亡率約20%弱になっているようだ.

βテスターの死亡率が高いということは知識として覚えておいた方がいいと思われる.

 

4.クエストのクールタイム

ベータからの変更点としてクエストのクールタイムが設定されていた.
キリトが受けた森の秘薬のクエストはクールタイムが24時間に設定されていた.
このクエストは,はじまりの日の解説でも書いたが片手用直剣をメイン武器にするならば必須クエストだ.
SAOは様々な武器があると言っても,片手用直剣はメジャーな武器だし,クールタイムが24時間ということはボス戦まで1カ月で最大30本しかアニールブレードが入手できないということだ.
クエストのクールタイムが存在していることを初日でキリトは知らなかったとしても,それ以降もベータの知識で1人突っ走ってクエスト受けて,リソースを独り占めというのはキバオウの「詫び入れなあかん」のセリフに共感してしまうんだが……
それに,プログレ1巻p.207(2層開通後すぐ)で森の秘薬のクエストをクリアするために1週間必要ということを聞いてキリトが「今は3人がかりで1週間かかるのか早めに取っておいてよかったぜ」って感想を抱いていて,こいつビーターって呼ばれて当然やろwwwって思ったんだが……ww

また,森の秘薬のクールタイムが24時間ならば気になるところがもう一つ.コペルの存在だ.
コペルは森の秘薬を受けた描写はないが,リトルネペントの胚珠を入手しようとしていた.
森の秘薬にクールタイムが存在するということは,コペルはキリトに次いでホルンカの村でクエストを受けようとしたがクールタイムが24時間存在することを知る.つまり,自分より先にリトルネペント狩りをしている人がいるのを知った.
そこで,隠蔽スキルを獲得して森に入ってキリトと接触した.
最初はキリトに自分のアイテム入手を手伝わせて,24時間経った後にクエストを受けてすぐアイテムを渡してクリアしようと考えていたのかもしれないが,花付きと共に実付きが現れたことで,キリトが死亡するとクールタイムが無くなるかもしれないという思いを抱いてMPKを実行した.ということだろうか……?それとも最初にクールタイムのことを告げなかったから元からMPKするつもりだった……?

 

5.クリームの真相

アニメ2話でも印象的なシーンで,今回の映画でアスナ視点でも描かれていたシーン.アスナがキリトに対して心を開くきっかけとなるアスナがキリトから貰ったクリームを黒パンに付けて一気に食べるシーン.
ここで逆襲の雌牛のクエを受ければ入手できると言ってたが,その逆襲の雌牛クエストについて今回の特典小説でようやく描かれた.

このクエストはベータ時代は迷子の仔牛というクエストで,正式サービスになって逆襲の雌牛というクエストに変わったようだ.
クエスト中にトラッパーが出現するため,これもベータテスターを排除するための罠だったのか…?というか,こんなクエストにもクールタイムが6時間設定されているんだな…….

 

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感想

特典小説を読んで,さすがにクエストのクールタイムが24時間ある設定を知るとキリトがビーターと呼ばれても仕方ない気がしてきたのは俺だけか……?www キバオウ一派に入りそうになったぞwww

まぁ,これもSAOの矛盾点の一つ(アインクラッド編は後付けで話書いてるから矛盾点が多いことは有名)として受け入れるしかないか……w
例えば今回の特典小説と原作小説の矛盾点としては,キリトがリトルネペントの胚珠を入手してホルンカの村に戻った時にはプレイヤーが何人かいたと8巻p.408に書いてあるが,特典小説p.13ではアルゴが0人と言っている.
もっと言えば,原作1巻の74層のキリトとアスナの関係性設定ではあり得ないことが圏内事件で起こってるしそれも仕方ないってあとがきで書いてあるしなwww
現時点の公式設定では,キリトとアスナは25層(2023.3.31)までパーティを組んでいたことになっている.そして,1週間後にキリトは月夜の黒猫団に加入しているから,サチが死ぬまでの間は1層の1カ月間とアスナと別れて1週間の少しの期間しかソロ期間がないというw(時系列に関しては『ソードアート・オンライン 時系列 年表 一覧 まとめ』を参照)

映画本編は2回目ということもあって今回はミトに注目して映画を観た.
リアルの世界でアスナは他にも友達がいたが,ミトは孤高な存在でアスナは唯一と言っていいゲーム仲間.そのアスナとSAOをプレイしてみたいという気持ちでアスナを誘った.
大男のキャラメイクしてロールプレイを全力で楽しんでいるミトはアスナと一緒にSAOをプレイ出来たら絶対楽しいという純粋な気持ちだったんだろう.

しかし,蓋を開けてみればそこはデスゲームだった.
自分が誘ってしまったがばっかりにアスナをデスゲームの世界に連れてきてしまった.だからこそ自分はアスナを絶対守り抜く.そういった信条で1層を戦い抜いてきたんだろう.
でも,リトルペネントとの戦闘でバラバラになってしまい,アスナのHPが減る様子だけが目に入ってしまう.それに耐えきれなくなってパーティを解消して逃げ出してしまった……
これがもし,バラバラにならず近くで戦闘していたらミトは最期までアスナの横にいたと思う.HPが減るのを見るだけという状況になってしまったからこの選択をするしかなかったんだろうな……

そしてボス戦終盤,アスナを助けるために自分のHPが少ないのを顧みずソードスキルを放つ.この時,ミトの身体が震えていて,死んでしまう恐怖心が強いにも関わらずアスナを助けに走ったんだなぁ…と感動した.
アスナのためを思って入手して,アスナと別れてもストレージに入れていたウインドフルーレ.それをアスナに渡して,ボス戦ではアスナを助けるために突っ走る.ここまでできるミトなんだし,2層以降もミトとアスナの絡みを見たいと思うのは自分だけではないはず.
入場特典小説第2弾があるか分からんが,BD特典小説はあるはずだから,そこでミト視点の話をお願いします.
今回の特典小説で,アルゴが後々は人を雇って新聞でも販売したいって言ってたし,2層以降はミトとアルゴを絡ませて攻略進めて行ってええんやで?


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