アニメ放送前は不作だ!と叫ばれていた前季の冬アニメ。
しかし、ふたを開けてみると、伝説級のアニメこそなかったがB+~A級のようなまんべんなく面白いアニメがあったクールとなった。(E級アニメが2作あったけど。自分はバーチャルさんをアニメとは認めないし、けもフレ2はなかったと思ってる)
ただ、次の春アニメこそ不作クールだ!という声が大きい。
というよりもアニメが少ない。
まぁ、今までがアニメ多すぎたのもあるが。
ガチ勢は全てのアニメを見る!という人もいるだろうが、さすがにそこまで時間がなく、自分は週に20作品ほど追ってるくらいだ(繰り返しみたり昔の漁ることあるため、週に30本はアニメ見てると思う)
だから、アニメの放送本数が減る分には特に気にしないが、気がかりなのは15分アニメの増加や、5分の謎枠が増加していること。その労力を30分アニメのクオリティあげに使ってほしいものだが、業界には色々あるんでしょう。
アニメ業界を憂うことはこのくらいにして、アニメが少ない!と嘆かれる2019年春アニメでも個人的に期待度が高い6作品をピックアップしたので見るものに悩む人は一度チェックしてほしい。(アニメ数少ないから1話切りじゃなくて3話切りできる余裕が有ると思う!)
また、6作品以外も注目作品については下のまとめ部分に何作品かあげているため参考にどうぞ。
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フルーツバスケット
あらすじ
高校生の本田透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。
ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい『草摩家』の敷地内だった!
草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、そして由希を敵視する草摩夾と一緒に住むことに。
しかし、透はまだ知らない。
『草摩家』が何百年も前からある呪いに縛られていることを……。
ポイント
2006年まで連載されていた漫画原作アニメで2001年に2クール作品としてアニメ化された。
そして、コミックスは全23巻あるが、全編のアニメ化が決定している!!
2001年のアニメからキャストが一新され、キャラデザも変更されているため、批判の声もあるが、大人気作品のリメイクアニメかつ全編のアニメ化。
シナリオは問題なく楽しめるし、制作サイドも力を入れていることがうかがえる。(というか、当時はレコード会社がどうとか色々と政治的理由が……の噂も聞くので、新たにつくるというのはプラスと見ることが出来るのでは?)
クール数は発表されていないし、(おそらく)分割クールで全編アニメ化となるが、フルーツバスケットは春アニメの本命作品である。
SNS上では様々な声が散見されるが、発表されている内容や原作者の呟きなどから大丈夫そう?と思っている。少女漫画原作で敬遠する男性もいるだろうが、ぜひ3話くらいまで見てほしい!
鬼滅の刃
あらすじ
時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。
さらに唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまった。
絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼に討つため、”鬼狩り”の道を進む決意をする。
人と鬼とが織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる――!
ポイント
ジャンプ作品の人気作品。
現在、鬼滅の刃 兄妹の絆が劇場公開されている。
制作のufotableに脱税疑惑があるが、ufoに関しては作画さえ安定させてもらえればいいため、どうか作画が問題なく……と願っている。
個人的にはLiSAが主題歌を歌っているためそこも注目ポイント!
世話やきキツネと仙狐さん
あらすじ
日々、自宅とブラック会社を往復する会社員・中野のもとに押しかけてきた神使のキツネ・仙狐さん(800歳・幼女)。
彼女は疲労困憊の中野を、食事、洗濯、特別サービス(?)でめいっぱい“お世話”して、潤してくれるのです。
突然始まる、仙狐さんと中野の共同生活。
現代社会に疲れた全ての人に届けたい、お世話系甘やかしコメディ!
ポイント
来季の癒し枠!
これがのじゃロリアニメなのじゃ。
なんかポッキーゲーム!!!って聞こえてきそうな気もするキャッチコピーだけど。
4月といえば新社会人の人もいるだろう。
ブラック会社に勤める皆々様もこの作品を見て癒されようぜ!
え?自分はどうかって?
ニートに決まってるじゃないですかー。。。
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ひとりぼっちの○○生活
あらすじ
極度の人見知り少女、一里ぼっち。
小学校時代の友人は、ひとりだけ。
そのたったひとりの幼なじみと、卒業を機に離ればなれになってしまったぼっちは、彼女と約束します。
「中学卒業までにクラス全員と友達になる」
できなければ……絶交!?
でも、自分から人に話しかけられない、ぼっち・
緊張すると足がつっちゃう、ぼっち。人の目を見られない、ぼっち。
そもそも、友達になる方法が分からない……!!
ぼっちが思いつく友達づくりは、ちょっと的外れで、いつも空回り。
果たして、ぼっちの友達づくり作戦は成功するのか……?
ぼっち少女、”脱ぼっち”がんばります!
ポイント
こちらも癒し枠といってもいいだろうか。
先ほどの世話やきキツネと仙狐さんが社会人の癒しならばこちらは新中学生・新高校生の癒し枠だ。
新大学生は……友達なんかできるわけないからあきらめろ。新浪人生は……友達が出来るのはどうなんでしょうか。
AJステージ確認した感じもなかなか楽しそうな現場。わたてんという癒し枠の後釜にはどちらの作品がくる!?
Fairy gone フェアリーゴーン
あらすじ
かつて妖精は、“兵器”だった―。
この世界には、動物に憑依することで不思議な力を宿す妖精が存在していた。
妖精が憑依した動物の臓器を摘出し、人間に移植することで、妖精を分身として出現させ、兵器として扱えるようになる。
妖精を戦争の道具として自在に操る兵士たち、彼らは『妖精兵』と呼ばれた。
だが、長きにわたる戦争が終結すると、彼らはその役目を果たし、行き場を失ってしまう。あるものは政府に、あるものはマフィアに、あるものはテロリストに、それぞれの生きる道を選択していった。
戦争から9年の歳月が経つ。
未だ不安定な政治情勢の中、戦争によって受けた傷や過去を持つ犯罪者が現れ、復讐のためテロを起こすようになっていた。
主人公の少女マーリヤは、ある事件に関わった事から妖精に関連する事件を捜査・鎮圧する違法妖精取締機関『ドロテア』に入隊することとなる。
これは、無秩序な戦後に抗い、それぞれの正義を求め戦う『妖精兵』たちの物語―。
ポイント
PAの新作アニメかつオリジナルアニメだ。
P.A.WORKSといえば神アニメを世に送り出すとして有名(日常系作品の神アニメが多い)。
今回は戦闘アニメであるが、PA作品は必ずチェックが必要
PVやあらすじを確認した感じ、作画をさすがPAという綺麗さだし、あらすじも設定がしっかりしており楽しめそう。
戦争系の話は毎年色々と出てくるけど、成功率が高い印象(最近でも幼女戦記・プリプリなどなどある)
来季のアニメでもかなり期待している作品だ。
キャロル&チューズデイ
あらすじ
人類が新たなフロンティア、火星に移り住んでから50年となろう時代。
多くのカルチャーはAIによって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。
ひとりの女の子がいた。
首都、アルバシティでタフに生き抜く彼女は、働きながらミュージシャンを目指していた。
いつも、何かが足りないと感じていた。
彼女の名はキャロル。
ひとりの女の子がいた。
地方都市、ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたが、誰にも理解されずにいた。
世界でいちばん孤独だと思っていた。
彼女の名はチューズデイ
ふたりは、偶然出会った。
歌わずにはいられなかった。
音を出さずにいられなかった。
ふたりなら、それができる気がした。
ふたりは、こんな時代にほんのささやかな波風を立てるだろう。
そしてそれは、いつしか大きな波へと変わっていく―――
ポイント
ボンズ20周年×flying dog10周年の記念作品のオリジナルアニメ。
こういった記念作品というのは成功率が高く期待できる。
音楽は全て英語で声優と歌手が別で歌手は外国人である。
世界の人に見てほしいということで英語曲を採用しているらしいが、ここが吉と出るか凶とでるか。
英語歌詞であれば、我々日本人は手を出す確率が減ってしまうからなぁ。
だが、制作もそこは織り込み済みだろう。
あらすじを読んでみると、音楽作品であるがAIというものが主題となっている。
AIに関しては昨今かなり聞くようになった。(どこまでがAIでどこからがAIではないかなどの議論が必須な気がするが……水素水並みにAIと付ければいいや感を若干感じるが……まぁ、それは置いておこう)
AIには心があるかどうか、心とはどういうものなのか。といった物事に対する一つの答えを示してくれる作品となりうるのではないだろうか?
蓋を開けてみなければ評価は難しいが期待は相当高い。
日本人が置いてけぼりにならないことだけを祈るばかり。
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