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劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉 感想.「ウマ娘の運命と,本能」

投稿日:

※ネタバレ有り

ウマ娘初の劇場版で,4話構成ながら毎話が神回であったウマ娘RTTTから続く物語.

ジャングルポケットが主人公で,フジキセキ・アグネスタキオン・マンハッタンカフェなどアニメ・アプリで最初の頃から登場していたキャラもメイン級として登場した.

初日・金曜日の朝9:30~を観に行ったが,朝から泣かされた...やっぱウマ娘は最高だ.

「劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」公式サイト

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1.あらすじ

自由気ままなフリースタイル・レースで、最強を目指して走り続けてきたウマ娘の少女、ポッケことジャングルポケット。
気まぐれに観戦した<トゥインクル・シリーズ>のレースで、フジキセキの走りに衝撃を受けたポッケは、自らも<トゥインクル・シリーズ>に挑むことを決意する。

ウマ娘たちの集う『トレセン学園』に入ったポッケは、フジキセキを育てたタナベトレーナーのもと、一生に一度しか挑戦を許されない『クラシック三冠レース』に挑む。
そこに待ち受けていたのは、ポッケをもしのぐ実力をもつ同世代のライバルたちだった。

ひたむきな思いを胸に実直に努力を続ける、ダンツフレーム。
自分にしか見えない『お友だち』を追いかけて走る、マンハッタンカフェ。
そして、ウマ娘の可能性のその先を求めるマッドサイエンティスト、アグネスタキオン――

自らの誇りと、意地と、魂をかけて走るウマ娘たち。
熱く激しいその戦いが、新たな時代の扉を開く。

 

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2.ジャングルポケットとフジキセキ・アグネスタキオン

まずジャングルポケットとフジキセキの関係性について.

史実のジャングルポケットとフジキセキはオーナー・調教師・厩務員・騎手も同じであり,ケガで引退を余儀なくされた幻の三冠馬・フジキセキと同じ陣営がジャングルポケットを育てていた.
だから,今作でもポッケとフジキセキはトレーナーが同じで,共に物語を歩んでいた.
ダービー制覇のときのフジキセキやタナベトレーナーの表情・やり取りも最高や..だからそこ,夏祭りの頃の,幻影に悩んでいるポッケに寄り添うフジキセキのシーン,切ない...

3期でキタサンブラックがトウカイテイオーに憧れていたが,実際にトウカイテイオーのような成績なのはドゥラメンテだったように,
ジャングルポケットはフジキセキに憧れているが,フジキセキのような運命を辿っているのはアグネスタキオンなんだよな..
だからこそ,今はもうレースで走ることのないアグネスタキオンの幻影・アグネスタキオンに負けたジャングルポケットの幻影を破るためにフジキセキとのレース.
史実のレースのみならず,IFレースで泣かされる作品.

 

3.アグネスタキオンと運命

アグネスタキオンはどれだけ速く走れるかを探求すると共に,研究を通して,自分の運命として故障で走り続けることができなくなることも分かっていたのだろう.
その中で,色々なプランを検討し,走り続けられるように研究していたが,弥生賞を経て運命に抗えないことを知り,皐月賞で同期たちに自分の走りを見せつけて,自分がたどり着けなかった先を目指す者たちに託し,自分は観測者となった.

口ではもうは知らないと言っていたが,ポッケがジャパンC前に部屋を訪ねたときの研究室の荒れ具合などを見ると,タキオンの心が見て取れて本当に辛かった.

現役中のどうにか自分が走り続けようと研究する姿や,無期限休業中の他のウマ娘のレースを見て心が乱れてまた走ろうとする姿.
どれだけ理論的に考えても運命には抗えないし,本能にも抗えない,そんな姿だった.

今作はジャングルポケットがやんちゃ系主人公で,タキオンはダークサイドのような立場であるが,内に秘めた思いや僅かな感情の揺れ動きが素晴らしかった.
今作を通してアグネスタキオンがより好きになった.

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4.覇王・テイエムオペラオー

いつかは見たいと思っていた世紀末の覇王・テイエムオペラオーの有馬記念のレースを劇場で見ることができた.
あの絶望的な状況から1着を取るオペラオー.8戦8勝ってどういうことや...
最後の直線の勝ち確演出も,レース後の振る舞いも完全に覇王.
これを1年間ずっと演じ続けたんだもんなぁ.

RTTTの物語のあと,オペラオーが絶対的強者として君臨している様子を見れて本当に良かった.
トプロ・アヤベ・ドトウの同期に見せるオペの表情も好きだが絶対的強者・ラスボスの表情のオペ好き.

そんなオペラオーだからこそ絶対的強者のセリフをジャパンC前に披露することができるし,ポッケがそのオペラオーに挑んで新時代の幕開けを披露することができた.

 

5.入場者特典小説『また星は巡る』

RTTTの物語の後,オペラオー全盛期が小説で読めるんですか!!!

フジキセキの時代から,グラスワンダー(黄金世代・アニメ1期)になり,テイエムオペラオー(RTTT)の時代になり,ジャングルポケッの時代に向けて進んでいく.
史実ではちょうど2000年前後の頃だし,時代の流れが見れる作品だった.

また,アヤベさんが救われているようでよかった...RTTT世代よ.永遠に.オペラオーの覇王伝説も作品化お願いします!

 

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感想

ホープフルS(作中基準)のときのタキオンとポッケの出会いのところ,2歳戦(当時3歳)だからか幼めで描かれていて可愛かった.

やんちゃ系主人公ジャングルポケットに,王道ヒロインのダンツフレームがいて,そこに不思議・闇キャラのマンハッタンカフェと怪演が光るアグネスタキオン.
今作は特に上坂すみれのアグネスタキオンの演技が素晴らしかった.あの異様さを醸し出しながら,機械になっているわけでも嫌味があるわけではない存在.

ポッケが主人公だけど,タキオンとポッケのダブル主人公のような作品.ポッケたちの走りをみると,運命で走れなくなっていたとしても,ウマ娘ならまた走りたいと思うに決まっている.それがウマ娘の本能だ.

最後にライブシーンが始まって,え?あぁ,そういえばこれってプリティーダービーだった.全然プリティーしてないから忘れてた.
ライブシーンっているか…?いや,ライブシーンはいる.絶対(鋼の意志)って1人問答していたw
そこからのうまぴょい伝説.やっぱウマ娘はこうでないと.

3期ではドゥラメンテが名前登場したが,今作ではクロフネは名前登場できなかったな……(ペリースチームだっけ?)
金子オーナー馬はやはり無理か…

RTTTこの調子でシンデレラグレイのアニメ化もぜひ!!!


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