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『劇場版 響け!ユーフォニアム ~届けたいメロディ~』まとめ・感想

投稿日:2017年10月15日 更新日:

 響けユーフォニアムの2期総集編を見てきたので、それについてのまとめや感想を述べていく。

アニメの総集編だし……と敬遠してしまっている人はぜひこの記事をみて見に行くことをオススメ!

 

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あらすじ

私は、
先輩のことが――

吹奏楽コンクール全国大会出場を控えた、
私たち北宇治高校吹奏楽部。
うだるような夏の暑さが去り、秋の涼しげな気配が近づいたころ。

先輩が退部するかもしれない……。
私たちを襲った衝撃は大きく、不安をそう簡単に拭うことができなかった。

美人でカリスマ性があって、ユーフォが上手くて、みんなから頼りにされている「特別」な先輩。

でも、ふとした瞬間に見せる氷のように冷たい表情、他人を突き放すような瞳、誰にも本当の自分を見せない先輩。

「全国に出たい」
誰よりもそう思っているのに、ただの高校生のくせに無理に大人ぶろうとする先輩。

そんな先輩が私は苦手で……、
もしかしたら嫌いだったかもしれない。

だけど私は――。

あなたと一緒に響かせたい。
あのあたたかいメロディーを。

だって、
私は先輩のことが
大好きだから――。

登場人物

・黄前久美子 CV.黒沢ともよ

セーラー服に憧れてきた宇治高校に入学する。
特にこだわりはないが、高校でも吹奏楽部でユーフォニアムを担当することになる。
流されやすい性格。思ったことをすぐに口に出してしまう癖がある。
中学のコンクールで麗奈に行ってしまった一言をとても気にしている。

 

・加藤葉月 CV.朝井彩加

久美子の同級生。
中学時代はテニス部で、楽器は初心者。
トランペットに憧れて吹奏楽部に入るが、チューバと担当することになる。
行動的で、明るく元気なムードメーカー。

 

・川島緑輝 CV.豊田萌絵

久美子の同級生。
中学時代は名門のお嬢様で、コントラバスを担当していた。
楽しく楽器を続けたいという希望で、高校でも吹奏楽部に入部する。
前向きな性格だが、名前のことを気にしている。

 

・高坂麗奈 CV.安済知佳

久美子と同じ中学出身。
プロである父親の影響で、幼いころからトランペットを吹いている。
高校でも吹奏楽部でトランペットを続ける。
ストイックでクール。

 

・田中あすか CV.寿 美菜子

高校3年生。吹奏楽部副部長。
低温パートのパートリーダー。
久美子と同じくユーフォニアムを担当している。
突拍子もない言動で周りの人間を振り回すこともしばしば。
赤緑の眼鏡がトレードマーク。

 

・小笠原晴香 CV.早見沙織

高校3年生。吹奏楽部部長。
サックスパートのパートリーダー。
バリトンサックスを担当している。
心優しい性格で、部長として吹奏楽部をまとめていこうとする。

 

・中世古香織 CV.茅原実里

高校3年生。
トランペットパートのパートリーダー。
吹奏楽部のマドンナで、みんなから慕われている。

 

・塚本秀一 CV.石谷春貴

高校1年生。
久美子の幼馴染。
中学ではホルンを担当していたが、高校ではトロンボーンを担当する。

 

・黄前麻美子 CV.沼倉愛美

久美子の姉で大学3年生。
トロンボーン経験者。

 

・滝 昇 CV.櫻井孝宏

北宇治高校に赴任してくる音楽教師。
新しく吹奏楽部の顧問を務めることになる。

 

スタッフ

原作:武田綾乃
総監督:石原立也(代表作:Air、中二病でも恋がしたい!など)
監督:小川太一
キャラクターデザイン:池田晶子
脚本:花田十輝(代表作:ラブライブ!など)
シリーズ演出:山田尚子
音楽:松田彬人
アニメーション制作:京都アニメーション(代表作:CLANNAD、中二病でも恋がしたい!、けいおん!など)

 

原作

小説『響け!ユーフォニアム』(作者:武田綾乃、レーベル:宝島社文庫)

音楽

劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~ オリジナルサウンドトラック『The only melody』

アーティスト:TRUE


 

「劇場版 響け!ユーフォニアム ~届けたいメロディ~」公式サイト

「劇場版 響け!ユーフォニアム ~届けたいメロディ~」公式Twitter


フォトセッション

映画本編始まる前の注意事項で携帯の電源を切ってと言われていたのにまさかの写真撮影OK箇所があるなて!!
映画で写真撮影OK部分があったの初めてなんだけど、今までもそういうことしている作品ってあったのかな?

だから、これから見に行く人も最初に写真撮影OKな部分があるので席は端の方がいいかも……という人もど真ん中を予約しておくことをお勧め!
でもまぁ、携帯禁止→写真撮影OKの流れは笑ったw

一週目

1年生たちの画像最高だね!
久美子が戸惑っているのはいつも通りだけど、麗奈の割とノリノリな感じがかなり萌えます。

 

二週目

2週目は2年生組!
ナツキ先輩と優子の関係ってやっぱりいいね。
今回の映画では2年生組はあまり出てこなかったけど……

 

三週目

あぁ……卒業を意識する3年生たちなのか……

部長があすか先輩に泣きついているところいいですね

 

作品の見どころ・まとめ

とりあえずおすすめのフォトセッションは最初に書いてしまったのでそれ以外について述べていく。
総集編ということなのでどういう風にまとめられていたかということを注目してみていきたい。

公開記念番組

まずは本編ではないが、公開記念番組が京アニのyoutube公式チャンネルにて公開されているので、おススメである。

1年生編
2年生編
3年生編

期間限定と言われているので、早く見よう!

 

久美子とあすか先輩

やはり今回の映画は久美子とあすか先輩だろう。
前回まで、というか、アニメ本編を含めくみこの嫁の位置に出ていた麗奈はほとんどいなかったようなものだ。
だから、麗奈と滝先生の関係などにも言及されることはなく、一貫して久美子とあすか先輩について、特にあすか先輩の幼少から今までについて書かれていた。

とくにあすか先輩の幼少部分については新作カットもあり(もしかしたらアニメでもあった?)総集編でも新しい物語と楽しめる。
総集編か~と敬遠してしまう人も大勢いるだろう(まぁ、自分も基本的に総集編の映画はかなり好きな作品以外見に行っていない)
でも、これはほかの総集編は単純に12話を切り貼りした総集編となってしまっているが、さっきも言った通りアニメでは描かれていた滝先生と麗奈やみぞれと希美、麗奈と久美子の関係を一切排除しているのだ。
だから、今までは気づかなかった視点で物事を見ることが出来る。という点で、総集編にして総集編にあらず。といった映画である。

だから、響けユーフォニアムが好きだ。見ていた。という人はぜひ見に行ってほしい。
そして、まだ見たことないけど……という人も、これが総集編だからこそ、置いてけぼりされることなく見に行くことが出来る。
簡単に言えばみんなに見に行ってほしい。
そして久美子とあすか先輩に注目して物語を見ていってほしい。

 

麻美子の心情と久美子に与えた影響

原作者が大学生であるからだろうか、麻美子さんの心情がリアリティが高く描写されている。

親が決めた(というか社会がそのようにすることを推奨している)レールの上を歩いてきて、まるで自分で決めたかのように言われる。
そう言ったってそれ以外の選択肢選べないようにしてるのお前らだろ!!!無理に決まっているだろ!!!
今やもうニートのような生活を送っている自分だが、本当にこれは思う。
この麻美子の叫びは長女長男は100%感じていることだろう。
でも、自分で選んだ選択肢は本当にいい未来に続いているのだろうか……

ずっと親の敷いたレールの上を歩いてきたのだ。
自分で選んだこともないのに、正しい選択肢なんて……
そういう不安がいつも付きまとう。
もしくは無鉄砲に突っ込むかもしれない。
だから、親は子供に小さい頃から自分で選ばせるということをさせるべきなのだ。
それに、親に言われて進んだ道で、失敗したり、躓いたりしたときに子供はどーせ言われてしたことだしと言い訳をし逃げ出す。
現に自分がそうなのだから。

まぁ、そんな様々な感情を抱いており、自分が”本当に”望んだ道を歩めなかった麻美子を見た久美子はどういった印象を受けたのだろうか。
そこで受けた印象をあすか先輩にぶつけることが出来たから、このようなエンドになることが出来たのだろう。
無知だった久美子は麻美子を救うことはできなかったが、あすか先輩は救うことが出来たようだ。

 

演奏シーン

最初のプロヴァンスの風を演奏しているところでなつかしさと、やはりこれこそユーフォだ!と感動。
1期の時はちょうどその時の吹奏楽の課題曲がプロヴァンスの風でタイムリーだなぁ~と感じていて、2期は1年後だったけど、やはり1年前の課題曲を聞くと懐かしさが……
そして今回は2年たってのこれ!
過去の思い出が……
まぁ、自分は吹奏楽部じゃないんだけねw

やはり音楽で想起される記憶があるんだね。

最後も三日月の夜もよかったのになぁ~。なんでああれで銅賞なのだろう……
これが全国!(咲風)

 

エンディング

エンディングではサウンドスケープ吹奏楽バージョンが流れた!
2期の物語を一挙に振り返った後にこの吹奏楽バージョンで見るとなかなか感動しますよ。
ぜひみなさん最後まで席を立たないように。

 

 

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感想

恒例の評価としては4.2/5.0
総集編のストーリーだからノゲノラゼロみたいな高得点は付けられないが、それでも総集編の中では超上位。
最近みた映画では三度目の殺人が4.0/5.0かなって個人的なレビューで思っているからそれよりは上かな?

やっぱね、2年もたつといろいろと成長している(堕落している?)から、プロヴァンス風とか聞いたらいろいろと思い出しちゃうよね……
あの頃ってまだあんな風に世界を見ていたなぁ~って。
ひねくれていたけれども、ひねくれ具合がまだ素直だった自分がいる。
そして総集編としては1年前だけど、1年前に感じた麻美子さんの心情は今もやっぱり変わってない……
この1年間経っても自分はあまり進歩していなかったんだな。
まぁ、金でも大量に入らない限り今の感情や生活から脱出するのは厳しいんですけどねw

劇場で聞くからこそ、TVでは得られなかった吹奏楽の演奏の迫力。そして音楽から想起される想い出。総集編だからこそ感じる懐かしさ。特定人物に注目しているからこそ生まれる新たな発見。
そういうのを得に行くためにみんな映画に行こう。

 


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