3/8に公開され大ヒットとなったシンエヴァ.
私も初日に2回鑑賞し,4月までで4回鑑賞した.
しかし,宣言の影響で大阪や東京の映画館が閉まってしまい,5月は行けない状況になってしまった……
そんな中,6/7にエヴァ公式から突然の発表.
もうそろそろ終映なのかぁ…としみじみとお知らせを見ると,修正カットを入れた3.0+1.01版になり,新特典でQの前日譚が収録された『EVA-EXTRA-EXTRA』だと!?!?
こんなの行くしかねーじゃん!!!5回目に突撃!
特典配布初日の土曜日,大阪の映画館が死んでたから2年ぶりに神戸に.狙ってた時間が0時予約開始から30分くらいで席が埋まったから危なかったぜ……
今回はEVA-EX-EXの特典漫画の内容とそれを踏まえてアスカについて考えたことや感想を書きます.
ちなみに,アスカとケンスケについては『【考察】シン・エヴァンゲリオン劇場版 アスカはなぜケンスケと結ばれたのか』に詳しく書いています.
また,3.0+1.0版と3.0+1.01版のカットの差し替えは2か月経っての間違い探しで全然自信がねぇ……
戦闘シーンのカメラワークや色,エフェクトが変わってて見やすくなってた気がするが,気のせい?
あと,ゲーミングPCみたいにこんなにもレインボーに光ってたっけ?
首無しエヴァもここまで紫じゃなかった気がするが,気のせいだろうか…?
誰か……答え合わせを……
Keyword:EVANGELION:3.0(-120min),3.0+1.01,シンエヴァの薄い本
・目次
1.シンエヴァの薄い本
1.1.EVANGELION:3.0(-120min)概要・解説
1.2.【考察】アスカの旧プラグスーツ
1.3.個人的に好きなイラスト
2. 3.0+1.01版の変更点?
3.まとめ
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1.シンエヴァの薄い本
5日前に突然告知され,速攻入手せずにはいられなかった特典.『EVA-EXTRA-EXTRA』
シンエヴァで綺麗に完結したが,それでも新劇場版シリーズで大きな謎を残しているのが破~Qまでの14年間だ.
解説記事である『【解説】シン・エヴァンゲリオン劇場版 エヴァの真相・考察・まとめ(ゲンドウの目的と人類の選択)』や,考察記事の『【考察】シン・エヴァンゲリオン劇場版 渚カヲルは何者か.渚司令から考えられること』,『【考察】シン・エヴァンゲリオン劇場版 アスカはなぜケンスケと結ばれたのか』で予想を書いてきたが,
今回の特典でQの前日章となるストーリーが漫画16P分語られる!!
ここからはその漫画の概要と,漫画を読んで感じたアスカの旧プラグスーツについて書く.
アスカ派よ.絶対に入手すべき特典だぞ.今すぐゲットしに行くのだ.
また,漫画の後にはイラスト集がついている.このイラストもいいんだよなぁ.
1.1.EVANGELION:3.0(-120min)概要・解説
Q冒頭の初号機回収作戦の出撃前の漫画が16ページ分収録されている.
Q公開当初,なんだあの序盤…あれが初号機なのか……?となった部分の直前のシーンだ.
Qの前日譚って何を描くんだ!?と思ったら,-120minはちょうどQの冒頭の120分前のシーンだったようだ.
ここからは漫画の解説・考察を行う.
まず,冒頭の2P~3Pの短歌「ぬばたまの 世渡る月に あらませば 家なる妹に 逢いて来まし」についての解説.
これは,「暗い夜の空を渡る月(つき)が明るく輝いてくれていたら,あの方の姿をもっとよく見られたものを」という意味らしい.
アスカは明るく輝く白き月を見ていて,おそらくマリがその様子を見て詠んだ短歌.
つまり,月が輝いていたらシンジの姿をよく見ることができる⇒月が輝く今日,初号機を回収したらシンジの姿を見られるかも.
という気持ちを含めた短歌ということだろう.
また,当初US作戦はマリの8号機で初号機を回収するようだったが,アスカと共に回収するプランBで実行することになってQの冒頭になったようだ.
1.2.【考察】アスカの旧プラグスーツ
アスカは当初プランAで納得していたが,最終的にはプランBであるアスカとマリで初号機を回収する作戦を実行することになる.
その時,アスカは新型のプラグスーツではなく昔のプラグスーツを着た.シンジと14年ぶりに会うかもしれないという時にあえて昔のプラグスーツを着たのだ.
そして,シンエヴァでこの昔のプラグスーツが出てきたシーンといえば終盤の精神世界でアスカを現実世界に還す直前のシーン.
海でシンジがアスカに対して自分も好きだったと伝えるところだ.
ここから,アスカにとって昔のプラグスーツというのは青春の証であり,乙女アスカの象徴なのだろう.
上映前に一通り特典漫画を読んで5回目を鑑賞したが,アスカにとっての旧プラグスーツの意味を知ると終盤のシーンがよりエモさを感じた……
先に大人になったはずのアスカだが,最後は青春の1ページとしてシンジと会って,新しい自分の居場所に旅立ったんだな……
1.3.個人的に好きなイラスト
ここからは特典イラストで好きなのを紹介する.画像は載せないので各自確認して欲しい
まず,P.20のイラスト.ケンケンの車の助手席に乗ってゲームしているアスカ!興味ないといいつつちゃんとケンケンの横についてきてるんだなぁ…と.
2つ目はP.21の碇一家+マリがカラオケしているイラスト.このイラストで扉の向こうにいるのはミサトさんと加持さんでは!?あと,ユイよ.冬月先生からの電話に出てやれw
3つ目はP.22のカヲル君とレイとシンジ(子)のイラスト.ここからもレイ=ユイ・カヲル君=ゲンドウなのかな.
最後に一番好きなイラスト.P.26のパイロットたちのイラスト.世界がどうなろうとも,5人がこんな風に過ごせる世界があるならば……
2. 3.0+1.01版の変更点?
※1.0と1.01の違いは効果音1つ,画面のリテイクは169カット(シンエヴァ1周年生特番で発表)
間違い探ししてやるぜ~と意気揚々と挑んだが,完全に撃沈した……
違うと思ったら全部変わってるように思えるんだもん……このトラックの色って緑だったっけ?違ったような気がする…?緑ってことはスイカ!?ってパチスロ脳になったくらいだぞ.
まぁ,そんな中でも,違う気がすると感じた場所を少し書くのでその点に注目して答え合わせしてみてほしい…が,裏取りは一切してないので勘違いの可能性が相当ある.
まず,戦闘シーンの差し替えとして,カメラワークや色・エフェクトに変更があった気がする.5回目にしてこのシーンってこんな感じに描かれてたんだぁって気付く場所があったから,戦闘シーンを洗練して分かりやすくしてる気がする…?(パリ戦・ヴィレvs冬月など)それに,中終盤の南極の戦闘は記憶にある以上にレインボーに光ってた気がしたが……
戦闘シーンでいえば,終盤でマリがエヴァオップファータイプと闘う時に8号機の顔が変わるシーンってあったっけ?
戦闘シーン以外では,レイがツバメを初めて見た時のレイの顔をアップにするカットでシンジが後ろに映るようになっていたっけ?あと,ここでレイの目に光が入る演出が追加されている気がした.
他には,シンジが土の匂いを感じる時のカットもシンジを斜め後ろから見るものだったっけ…?横から見るカットだけだった気がしたが……その後のアスカがシンジを眠らせるために銃を撃ったところも正面が緑色でこんなアップで描かれてなかった気がしたが…?
最後に,ゲンドウがヴィレから初号機を回収する直前の首無しエヴァってあそこまで紫色だったっけ?こんなに紫色じゃなかった気がしたが…?
まぁ,これだけ書いておきながら全部が勘違いって可能性があるから嫌だなぁ…w
1つ自信がある変更点は,アイキャッチが3.0+1.01になっていたことくらいだw
3.まとめ
アスカ派は絶対に入手すべき特典!
シンエヴァでアスカがシンジに対してあの時は好きだったと伝えたシーンが印象的であったが,
このQ直前の漫画からアスカが昔のプラグスーツを着るということはシンジとの思い出であることを知って,シンエヴァ終盤の海でアスカが昔のプラグスーツを着ているのを観るとね……
アスカは先に大人になってしまったが,乙女であったのだ……
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特典のカラオケのイラストシーン。次の曲がワンラストキスを、たぶんゲンドウが入れているのではないでしょーか?
歌詞的にゲンドウの心情が描かれた歌だと思うのです。このイラスト見て、そこが繋がるのかなーと思って、一層感慨深く感じました。
まぁ、個人的見解ですが。
カヲル君がシンジ君に、
「そうだった、君はイマジナリーではなく、リアリティの中で既に立ち直っていたんだったね。」
って言う台詞が、
「そうだった、君は既に立ち直っていたんだったね」
って感じで修正されていた…
それと、これは曖昧なのですが、
ヴンダーの中でシンジ君がカヲル君との回想?みたいなシーンがちょっと短くなった?あと回想するタイミングも違った様な…
「そうだった、君はイマジナリー〜」の台詞はそのままありましたよ。
その後また、「そうだった、君は既に成長していたんだった」という感じの似た台詞もあるので混同されたのかと
個人的に、綾波とシンジ君が結ばれたら良いなって考えてた(勝手にカップリングしてすみません)
シンジ推しからすると、
特典の、カヲルとレイと子供の3人で仲睦まじくしているイラストがショッキング過ぎて、やっぱ鬱作品だこれ!ってなりました0(:3 _ )~
ネオンジェネシスした時に、私の思いも補完して欲しかった。
裏切ったな…僕の気持ちを裏切ったな!!父さんと同じに裏切ったんだ!!!(((???