ふとした瞬間に、アニメを見よう。
ってなること多いと思う。そういう人がこのサイトにたどり着くはず。
そして、何か新しいアニメないかなぁ~と思い、オススメされている作品をネットで探すときに、
神アニメランキング!や平成アニメランキング!みたいな記事は結構見ると思う。
でも、その記事で100作並べられても何から見ていいか分からないし、1位って本当に1位かよ…みたいな場合もよくある気がする。
そこで、今回はジャンル別でオススメアニメを用意してみたから、気分や自分が好きなジャンルで選べるようにしてみた。(アニメはだいたい2000年代、特に2005年以降から選んだ。理由は単純に見ている作品がそれ以降が多いから)
今回は【泣き・感動】系のオススメ作品を紹介する。
泣ける作品っていいよね。結構、キャラクターに自分を投影したり、キャラクターの感情を読み取ろう・成りきろうとするタイプだから本気で泣いてるしキャラと同様に心を痛めて一緒に成長している気持ちになれる。
そして、こういう作品から得たものって自分の人生・考え方にダイレクトに関わってくる気がする。
そんな、泣けるアニメ。感動するアニメを7作品紹介する。
もし見たことがない作品があればぜひ見ることをオススメ!
泣き作品が好きな人はもちろんのこと、特に人生に疲れていたり行き場を見失ってしまっているような人は見よう!新たな指針が見つかるかもしれない(無事にアニメ沼にハマった人より)
家で暇している時、おうちでアニメ、ぜひ!
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CLANNAD シリーズ
理由
1期:2007年 22話+2話
2期:2008年 22話+2話+1話
そりゃまぁ、感動系で1ジャンル作っておきながらこの作品を紹介しないわけがない。
CLANNADは人生という代名詞でも知られる作品。
日本のアニメーション制作会社で1番有名と言っても過言ではない、名作しか生み出さない京都アニメーションが制作
泣きゲーというジャンルでは他の追随を許さないKeyのゲーム原作の作品だ。
京アニNo1作品は?と聞かれて今作をあげる人も多く、KeyNo1作品は?と聞かれても今作を上げる人も多いだろう。
まず、今作は第1期では高校生活・第2期では高校生活から高校卒業後の生活が描かれている。
つまり人生。
展開としては各ヒロインの話が数話ごとに展開されるのだが、それがどれも泣けるんだよ……
いろんなキャラの人生、ヒロインの周りの人の心情、各キャラの心の機微などこの作品を見るだけでいくつもの人生を経験することができる。
そして2期、これは中盤以降がずっと泣ける。
多くを語ればネタバレになるからあまり喋れないが、個人的にCLANNAD~AFTER STORY~は今まで見てきたアニメのナンバー1。
ここには人生が詰まっていた。
とりあえず風子ルートが終わる9話まで見てほしい。そしたら気付いたら1期見終わっているから。
特に高校生よ!高校卒業するまでに見ることをオススメするぞ!高校卒業後に見て、高3の春にあんぱんって呟く女子に話しかければよかったぁああああなんて思っても遅いからな!
ちなみに、俺はちゃんと見てたが高3の春に出会いはなかった。それと、便座カバー
プラスティック・メモリーズ
理由
1期:2015年 13話
人型アンドロイド(ここではギフティア)が実用化された世界という設定。
そして、ギフティアは約9年4ヶ月が寿命となっており、寿命を迎えるギフティアを回収するターミナルサービス課に配属された主人公とそこにいたギフティアで感情を表に出すことが苦手なアイラを中心に描かれるストーリー。
ここで重要なのは、ギフティアは心を有しており人間と遜色ないということ。
耐用年数を過ぎると人格や記憶が壊れだしてしまうということだ。
限られた命であるギフティアの最期を告げる存在であるターミナルサービス課。
現実世界でいえば、犬や猫などのペットを一定年数すぎると回収されるみたいな認識。
それも自分たちと同じように会話もでき心もある存在を……
アンドロイドと心を題材とした作品は多数あるが、アンドロイドの死に直接かかわる世界で働いているからそこより深くその主題について考えさせられるもの。
設定だけで泣かされる。
あまり深く語りすぎるとネタバレになるからこのくらいに控えて。
1つアドバイスをすると、OPは絶対に飛ばすな。そして、映像をよく見ろ。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
理由
1期:2018年 13話+1話
映画 外伝: 2019年
映画 :未定
こちらも京都アニメーションの作品。そして、京都アニメーションが他のアニメーション制作会社より10年進んでいると言われる所以。
映像美がとんでもない。2018年の1月から放送されていたのだが、作画が神過ぎて2020年になった今でも今作品を超える作画は見ることが出来ていない。見たことがない人はYoutubeでPVでも確認してほしい。
このヴァイオレットは映像美はさることながら、ストーリーも素晴らしい。特に中盤以降は毎回が最終回。一番好きな回は第7話だ。湖のシーンの映像美は今後100年超えられることはないと言って過言ではない。
主人公であるヴァイオレットは単独でかなりの戦闘力を有していた少女であるが、戦争で両腕を失い、慕っていた上官も生死不明となる。
戦後、義手となったヴァイオレットが平和な世界で自動手記人形として働き、上官の最後の言葉である「愛している」を探していく物語。
自動手記人形とは、手紙の代筆サービスのことである。
ヴァイオレットは自動手記人形として様々な人に接し、様々な人がどんな気持ちで手紙を送るかということを感じて、「愛している」を理解していく物語。
感情の起伏に乏しい、感情を理解していないキャラが人と接することで心を理解していくという物語は泣けるんや……
映画については、外伝の永遠と自動手記人形はあの京都アニメーション放火殺人事件の前日に完成しており、「災禍に見舞われたスタッフを含め、政策に参加した全員の生きた証」というコメントを京アニが出している。
劇場版の方は先の事件の影響で公開延期され、2020年4月公開予定であったがコロナの影響で劇場も開かず再延期となった。
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AIR
理由
1期: 2005年 12話
OPは国歌とも呼ばれる鳥の詩
聞いたことある人は多いだろう。
CLANNADの所にも書いたが、京都アニメーション制作・Key原作の作品でその1本目。
夏になると見たくなる作品。
現在→過去(1000年前)→現在
と物語が進行する。
ただ、個人的には12話だと短かった……(設定が豊富だからもう少し時間が欲しい)
が、いろいろと考察したりするのもアニメの楽しみ。
最近のアニメは考察要素が少なかったりするしな。
AIRをまだ見たことがない人は、ぜひ見て、最後にどういった感想を抱いたかということを大切にしてほしい。
大まかにハッピーエンドかバッドエンドかだけでもいいから。
特にラストシーンは必見。
もう、ゴールしても、、、いいよね?
Angel Beats!
理由
1期:2010年 13話+2話
先ほどまで何度も出てきたKeyと、P.A.WORKSの共同プロジェクト作品の1本目。
死後の世界の学園を舞台にした青春ドラマで、その世界で死んでも死ぬことはない。
そんな世界で学園生活を送りつつも、自分たちをこの世界から排除しようとする存在と思われる天使と銃器を用いて交戦する生活を送る死んだ世界戦線のメンバーたちの物語。
この世界がどういったものか、天使とは何かについてはアニメを見てくれ。ということにするが、1つ言いたいのはここは死後の世界。
つまり、全員が何かがあって死んでしまったのだ。それも学園生活を送るのだから若くして死んだのだ。
だーまえさんらしいコメディ感が満載で楽しい面も多いが、若くして死ぬという理不尽な人生を送ったキャラクターの内面に迫る部分があり、泣かされる。誰一人として軽い過去を持つ人がいないということだ。
「死」によって1度は終わってしまった自分の物語の続きを描く世界なのだから。
まずは3話まで見ればこの世界観は理解できるはず。そして、10話を見てくれ……10話が神回。挿入歌で一番の宝物という曲が流れるが、それを聞くと涙するほどだ。
13話という尺のため、全キャラについて注目できなかったのでゲームが6部作で作られることが数年前に発表され1作目が発売されて……5年以上が経った。
2作目以降……いつ出るんっすか?
Charlotte
理由
1期: 2015年 13話+1話
先ほどのABと同じKey×PA作品の2本目。
思春期の少年少女に不完全な特殊能力が発症するという設定の話。
主人公の乙坂有宇は5秒間だけ他人の体を乗っ取ることができる能力と思われるものを有している
その能力を持っていることが友利たち生徒会にばれて友利たちのいる学校に転校してくるところから物語が始まる。
内容について喋るとネタバレするから、キャラについて喋ると、妹には注目!妹に注目!妹に注目!あと、オムライス
それと、最初のキービジュの友利が一人座っている絵と「約束、帰ってくること。」に集約される。このセリフを覚えておくのがいいだろう。
友利可愛いよ友利。
最終回は急ぎ足が否めず、最終回だけで1クール作られてもよかったのでは?と思える分量。
しかし、それもあってか蛇足感はなく1クールですっと楽しめる作品になっている。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
理由
1期:2011年 11話
映画:2013年
泣き・感動作品で最後に紹介する作品は「あのはな」の略称で知られる、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
長井龍雪・岡田麿里・田中将賀の3人によるアニメーション制作チームである超平和バスターズの結成となった作品。ノイタミナ枠のアニメーションでトップと言って過言ではない。
この3人はあのはな以降にここさけと空青の2作品の劇場版を作っており、あのはなの前では電撃文庫の青春作品のトップに君臨するとらドラ!のアニメを3人がメインスタッフを勤めている。
ストーリーは、小学校時代によく遊んでいた6人であるが、そのうちの1人であるめんまが事故死してしまいそれをきっかけに5人は疎遠になって行ってしまった。
高校生の年齢になった時に、引きこもりをしていた主人公であるじんたんが成長しためんまを見るようになり、物語が始まる。ここでめんまの姿を見ることができるのはじんたんだけ。
幼馴染の死という重いテーマ。一度はバラバラになってしまった高校生5人がもう一度めんまに向かい合う物語。
キャラの成長もしっかりと描かれており、最終回は涙なしには見られない。
もう一つの注目ポイントはEDのsecret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)だ。
この曲はZONEのカバー曲であるのだが、あのはなのストーリーにピッタリすぎる。
「君と夏の終わり」「また出会えるの信じて」「花火」「二人の秘密の基地の中」「最高の思い出」「手紙書くよ」「忘れないでね僕のことをいつまでも…」
リンクしすぎで曲を聴くだけで泣けるんだよ。それをメイン女性キャラ3人が歌っているというのがよりいい。
劇場版も2013年8月31日に公開されたのだが、8月の最後に映画を見に行ってこの曲が流れた時にはもう……そういえば、その時の入場特典はティッシュペーパーだった。
今作も夏になると見返したくなる作品。2021年の8月は絶対に見返さなければ。ちょうど10年後の夏だ。
10年後の8月、まためんまと出会えるのを信じて。
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