ついに発売された劇場版ソードアート・オンライン オーディナルスケールブルーレイ!
そしてその特典には特典小説として『ソードアート・オンライン コーディアル・コード』
今回のOSの後日譚となっている。
第3週特典は前日譚、BD特典は後日譚ということなので、OS自体はこれにて完結。ということなのだろう……
まぁそんな悲しい推測はごみ箱に捨てて今回はその特典小説のまとめやそこに登場した内容の考察・疑問点等を述べていく。
こういう特典小説って転売時の値段クソ高いよね。
なんでなんだろ?買ったら確実に手に入るのに。
1回目鑑賞後の感想・考察に関しては【こちら】
2回目鑑賞後の感想やタイムテーブル、特典小説に関しては【こちら】
MX4Dのまとめ、感想は【こちら】
第8週特典『SAO劇場版”裏”記録全集』に関する記事は【こちら】
劇場版ソードアート・オンライン オーディナルスケール完全生産限定版(ソフマップ特典)の開封レビューに関する記事は【こちら】
・目次
1.ソードアート・オンライン コーディアル・コード
あらすじ
オーディナル・スケールの順位と強さの関係
エイジが重村研究室の写真にいる理由
悠那死亡後のエイジ
SAOボスキャラが新国立競技場に大量登場した疑問
キリトがエイジに渡した剣
2.キリトとエイジの共通点・相違点
3.アニメでエイジとユナが登場!(new)
公式サイト
感想
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ソードアート・オンライン コーディアル・コード
ユナから発せられた謎のメッセージの真意とは?
そして、キリトが辿り着く先に待つ結末とは――
《オーディナル・スケール》事件後の物語が新たに紡がれる。
あらすじ
新国立競技場で起こった《オーディナル・スケール》事件から8日後。
アスナは失われていた《SAO》時代の記憶を取り戻し、平穏な日々を過ごしていた。
しかしキリトの胸中には、二つの小さな棘が刺さったままだった。
一つは、重村教授の計画に協力したエイジ(後沢鋭二)のこと。
もう一つは、《SAO事件》で命を落とした重村悠那と全く同じ顔をしたARアイドル《黒いユナ》のこと。
そんな中、ついにキリトは《オーディナル・スケール》引退を決意する。
データ初期化の操作をする彼だが、そこで一通の新しいメッセージが届く。
それは、ユナのデスクトップマスコットアプリ公開のお知らせだった。
反射的にインストールしたキリトが、ARアイドルに別れのあいさつをしようとした時――。
「キリト、あたしを助けて」
不可解な挙動と共に発せられた、ユナの言葉。
これは、アプリの演出なのか、それとも……?
真相を確かめるべく、キリトはある男に会いに行く――。
オーディナル・スケールの順位と強さの関係
純粋な日本人であるからこのタイトルになんの疑問も抱かなかったがこの特典小説を読んでいるとp.10にオーディナルスケールの順位と強さが比例(というか順位が高いほど強い)しているようなことが書かれていた。
オーディナルスケールの順位はただの飾りというわけではなく、ポイントを稼いで順位が上がっていくとランキングによって強さが補正されるらしい。
特典小説を引用すると1000位のプレイヤーが900位のプレイヤーと闘うと打たれ強さや攻撃力に明らかな差が出てきて、500位のプレイヤーと闘うと普通に戦っても勝てないらしい。
これはオーディナルスケール=順序尺度という訳からもわかる通り……
と書かれていたけど、題名の英語をまともに日本語に訳すという発想もなかったし、まず英語だという認識がそこまでなかった。
アインクラッドとかアルブヘイムとか訳そうと思わないじゃん!
まぁ、この意味に気づかなかった言い訳は置いておくとして、ランキングってそこまで重要になってくるんだな。
だとしたら一番最初にキリトがカガチザサムライロードと闘った時全然攻撃通ってなかったんじゃね?
スプラみたいな感じだと思ってたのに~
エイジが重村研究室の写真にいる理由
映画を初鑑賞した時(その時の考察はこちら)から疑問に思っていたエイジがなぜ重村研究室の写真にいるかという疑問。
どういう疑問か簡単に言うとエイジは20歳でSAOに2年も囚われていたのになぜラボメンバーみたいな感じなんだ。ということ。
自分の疑問が届いたのかそれの答えが特典小説p.31に載っていた。
まずエイジはSAO被害者救済プログラムというものを利用して通信で高卒資格は得ていた。(おそらく18歳の時)
しかし進学する気になれずにいた時に19歳の秋(エイジは4月8日生まれ)に重村教授から悠那再生計画を聴いた。
そして進学しようと決意するとともに聴講生として重村研究室にいた。
ということらしい。
まず、聴講生という制度を詳しく知らない人間なので高卒者が聴講生になれるのか知らないが、まぁ、教授という立場から可能なのであろう。
もともと聴講生設定だったのか、さすがに写真の説明がつかないということで後付けなのかはわからないが、自分が疑問に思っていたことが描かれてあるっていうのは嬉しいものだ。
これでエイジが写真に映っているの謎理論は解決です!
これ以外にも様々な疑問についていろいろな記事で述べているのでぜひ参考にしてください。
悠那死亡後のエイジ
エイジはユナが死亡してから約1年間どうしていたかというと、第1層のユナと暮らした宿屋でユナの死の瞬間を何度も思い出していた。
その時に、最初はユナを守れなかった自分を責めていたが、後にトラップに引っかかったやつらを責め、その後ボス討伐を優先しユナを助けてくれなかった風林火山の二人を責めるようになり攻略組の最前線で戦っていた風林火山を憎むようになっていた。
エイジが風林火山を狙った理由としては偶然そこにいたというわけではなく、あえて風林火山を狙ったというわけだったのだ。
SAOボスキャラが新国立競技場に大量登場した疑問
まぁ一つ疑問が解決すればまた別の疑問が浮かび上がってくるもので。
まずSAOのボスキャラの出現位置がアインクラッドの迷宮区と一致していた理由はp.47にSAOのオリジナルデータをOSにそのまま流用した時にボスの出現位置は変えられなかった。ただ、近くの広場などに出現させるようにシステムが勝手にした。
という風に述べられている。
よってボス出現位置に関してはあえて重ねていたんだろうと思っていたのが変えられない仕様だったということが判明した。
しかし、この判明によって新たな疑問が生まれる。
なぜ、ユナのライブの時の新国立競技場にはボスがあんなに大量発生したんでしょうかね?
考えられる理由としては新国立競技場付近がボス部屋であったボスがあの数だけ存在していたということ。
ヤドカリ戦の時にピナ(と同じ種類)が91層のボスに変化することがあった。
あれが、座標が同じ場所であったからそういう出現をしたのかな?と考えれば辻妻が合わなくもない。
だが、そうなると新国立競技場でエイジが負けた後にそのボスがエイジの前に現れていることが説明つかない。
シャッフルでボスは登場したからその座標には出すことが可能ということなのだろうか。
そう考えるとどのボスを100個あるボス出現ポイントどこで出すことも可能となるから割と自由にボスを出し入れできたことだし変に勘のいいやつに気づかれずに済んだのではないか?
キリトがエイジに渡した剣
p.73でキリトはエイジに黄金の大剣を渡している。
このチート大剣はおそらく100層ボス討伐時にゲットした大剣であろう。
前回ログイン時のデータが残っており、100層ボスは討伐されていたので間違いないと思われる。
しかし、キリトはまだしも、40層クラスだったエイジはそんな大剣を扱えるほどのSTRあったのかな?
それすらも無視されるのかな?
ライブ会場の時もそうだったが、一振りでボスを倒していくって強さインフレ起こしてませんか?
カーディナルシステムってそれ防ぐんじゃないのかよ……
と思ったけど、まぁラスボスアイテムだし仕方ないね!
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キリトとエイジの共通点・相違点
自分が思うに、キリトとエイジには共通点がかなり存在すると思う。
というよりも、もしもキリトにアスナがいなかったら……というifの世界がエイジなのではないか?
エイジと悠那の関係の方がキリトとサチより深い関係ではあるが、エイジは悠那をSAOで失い、キリトはサチをSAOで失った。
だから共通点として大切な人を失ってしまったというものがある。
大切な人を失った二人。
エイジははじまりの街でふさぎ込み、時間が経つにつれて悠那が死んでしまったのは自分のせいだと自分を責めるようになり、その後助けを求めてきた人、そして風林火山のメンバーを責めるようになった。
キリトはその後ソロでの活動をし、情報屋から復活させることが出来るアイテムがあると聞くとそれを確保すべく一心不乱に戦闘をした。
しかし、そのアイテムの蘇生可能時間は死後10秒であったのでまたもキリトは絶望を感じるのであった。
キリトはみんなにもっと自分が話をしていたら。ほかに誰かいたら……
と、自分を責め、周りを責めていた。
このように大切な人を失う。その後の発想。という共通点が存在するが、相違点をしてキリトはその後も攻略、前に進むことが出来た。しかしエイジは無理だった。
まぁエイジにはNFCという症状が存在していたのだが。
アインクラッドの世界とは異なるが、キリトがサチを蘇生させるために周りを気にせず(風林火山のメンツを青龍連合と闘わせていた)アイテム探しに行ったようにエイジもユナを復活させるために周りの人(SAOサバイバー)を気にせず奔走していた。
そしてキリトはそのアイテムが無効だということを知った後にサチからボイスメッセージが届く。
エイジはこの後日譚の特典小説で最後にユナと会話することが出来た。
だからこの点もキリトとエイジは共通点があったといって過言ではないだろう。
しかしその後、キリトにはアスナがいたし、クラインやエギルのような仲間・リズやシリカもいて、SAOを出た後には家族もいて、シノンやユウキへとかかわりを増やしていく。
そのようにSAO出た後には家族を失っていたエイジとは違い、心のよりどころになる人、仲間がたくさんいたのだ。
ただ、エイジとキリトに共通点があるのならばエイジもこのように今後仲間や大切な人を見つけることが出来そうかな?
キリトも(まぁプログレッシブ読んでたらアスナとそこそこ行動しているが)サチを失い、ボイスメッセージを聴いた後に仲間を増やしていった。
だから、この後日譚にてユナからのメッセージを聴くことが出来たエイジはキリトと同じように仲間や大切な人を見つけていけるのではないだろうか?
つまり、この後日譚を読んでキリトとエイジの共通点等を考えていったときに思ったことは、
このオーディナルスケールは赤鼻のトナカイを別視点で見たといったストーリーなのではないだろうか?
根本に存在しているものは赤鼻のトナカイのストーリーに似ている気がする。
アニメでエイジとユナが登場!
現在放送中のSAOアリシゼーションWoUにて,エイジとユナがが正式に登場!
これまでもエイジっぽい?と思われたキャラがたびたび登場していたが,ついに正式に登場したのだった.
ここで,SAOサーバが起動してユナが降臨して,エイジがノーチラスとして戦っていたので,そのことについて激アツ展開ながらも疑問に思った人もいたと思うので,自分なりの考察を載せる.
まず,ユナには白ユナと黒ユナがいて,白ユナは劇場版で悠那のAIにしようとしていたもの(キリトたちを助けてSAO100層に送ったもの)で,黒ユナはみんなの前でアイドル活動をしているものだ.
白ユナは100層のボスのAIを使って動かされており,キリトたちに倒されてしまった.黒ユナはボスのAIとは別にSAOのAIをベースに作られた存在である(特典小説p.44)
このBD特典の小説では色々とあって白ユナがギリギリ生き残っていたが,最後には完全に消滅してしまった.(最後のページでユイが発言している)
しかし,白ユナ・悠那は黒ユナの記憶の中で生き続けている.と小説は締められている.
よって,エイジがキリトを助けに乱入した時に登場したユナは黒ユナで,SAOサーバからログインした存在である.
そして,最後にユナがSAO時代の姿の悠那になったのは,黒ユナの中の記憶の悠那が具現化した存在だったということだ.
弱虫だったノーチラスがかつて対立したキリトを助け,成長したノーチラスに駆け寄る悠那.激アツ展開です.
また,エイジがノーチラスの格好で戦っていたのはシノンが銃を持ってたりするのと同様で心意の力みたいなものでいいはず(そのうち礫先生のツイートで解説が入りそうだから,解説があれば書き直す)
SAO時代は戦うことができなかったノーチラスが,SAOの闇であるラウコフのPoHに対して激戦を繰り広げる姿は背景を考えると感慨深いよな.
上にも書いてるけど,サチを失ったキリトにアスナたち仲間がいなかったのがエイジであるから,主人公になれなかったキャラが弱さを乗り越えてみんなの主人公ではないけどユナの中の主人公として再び戦場に立つことができたのだから.
最後に,これでユナが消えてしまうのでは?と心配している人もいるだろうが,ユナ自体は攻撃を受けていないし,SAOサーバ内で黒ユナは存在し続け,その中に白ユナ・悠那は存在し続ける.
また,エイジはALOのキャラをコンバートしたのであって,ノーチラスとしてのキャラは心意によって具現化したものだからSAOサーバから無くなることはないはずである.
やはりエイジは憎めないキャラだった.成長してアンダーワールドにユナと共に登場させた制作陣に感謝.
「劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―」公式サイト
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・1回目
【ネタバレ注意】「劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―」考察、感想。
・2回目
【ネタバレ注意】「劇場版SAO」タイムテーブル、特典小説『ホープフル・チャント』まとめ、考察、感想
・3回目
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・4回目
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